山田珠生さん・山田真理奈さんの山田姉妹が、2021年6月12日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に「きのこ博士ちゃん」として出演します。
ここでは、きのこ博士ちゃんの山田姉妹(山田珠生・山田真理奈さん)がどんな子なのか、過去(2020年11月14日)の出演での授業内容や、2021年6月12日の目利きクイズの内容、クイズで出題された高級きのこのお取り寄せ通販などについて紹介します。
きのこ博士ちゃん・山田珠生(やまだ たまき)と山田真理奈(やまだ まりな)のプロフィール
山田珠生さんと山田真理奈さんはきのこ大好き姉妹です。
姉の山田珠生さんは群馬県富岡市出身の18歳、大学1年生で実家を離れて暮らしているとのことです。
妹の山田真理奈さんは群馬県富岡市在住の15歳で高校1年生です。
二人はきのこの魅力にとりつかれ、「群馬県野生きのこ同好会」に所属して日々きのこの研究に勤しんでいます。
「群馬県野生きのこ同好会」は、主に群馬県内の野生きのこを採集し、鑑定を行う活動をしている他、きのこの美味しい食べ方も研究しています。
山田姉妹は2020年11月14日にもきのこ博士ちゃんとして出演し、きのこの美味しい食べ方を紹介してくれましたが、今回は2回目の出演となります。
姉は高校生学芸員として研究報告書を発表
姉の山田珠生さんは、20018年、群馬県立高崎女子高校1年生の時、群馬県立自然史博物館の高校生学芸員として研究報告書を発表しています。
群馬県立自然史博物館の高校生学芸員とは、博物館学芸係職員の指導や助言を受け、博物館の施設や機器を使用して調査・研究を行う高校生のことです。
研究のテーマは生物・地学分野に関する内容が求められようですが、きのこの研究はテーマとしてはその要求にピタリですね。
珠生さんの報告書は「博物館西の山におけるきのこの採集と調査」で、100種類近くのきのこを採集した結果をまとめたものです。
どこにどのようなきのこが発生するかを地図も使いながらわかりやすくレポートしており、京都大学でその研究発表を行ったそうです。
現在は高校を卒業し、研究者を目指して大学に進学し、農学部の1年生とのことです。
ちなみに、京都大学にも農学部がありますが、県立高崎女子高校は県内屈指の進学校なので、ここに進学した可能性もありますね。
きのこ博士名ちゃん・山田珠生さんは、将来はきのこの研究者、本物のきのこ博士になることをめざしているようです。
山田珠生・山田真理奈(山田姉妹)は「タモリクラブ」にも出演
きのこ博士ちゃんの山田珠生さんと山田真理奈さんは、2019年12月6日放送の「タモリクラブ」のきのこ特集回に、きのこ大好き姉妹として、群馬県野生きのこ同好会の会長といっしょに出演しました。
「きのこマニアときのこ鍋を食べよう」というテーマで、ササクレヒトヨタケ、トキイロヒラタケ、松茸、谷川茸、さんごヤマビシタケなどが紹介されました。
番組では、山田姉妹のきのこに関するウンチク話を聞きながら美味しいきのこ鍋を堪能していました。
2021年6月12日 悪魔の3択クイズの内容
きのこ博士ちゃんの山田珠生さん・山田真理奈さの山田姉妹が「クイズ悪魔の3択」にブラック博士ちゃんとして登場します。
サンドの二人や愛菜ちゃんらMCの面々とともに、ゲスト出演のぺこぱの二人がきのこの目利きクイズに挑戦しました。
1パック4000円のシメジはどれ?
3つのシメジの中から、ミシュラン三ツ星の懐石料理店で使われるという幻のきのこを当てるクイズがきのこ博士ちゃんから出題されました。
1パック4000円の高級シメジは「大黒本シメジ」でした。
大黒本シメジ(だいこくほんしめじ)
大黒本シメジは天然ものが極めて少なく、市場に出回らないため「幻のきのこ」と呼ばれています。
全てのきのこの中で旨味成分のグアニル酸がもっとも多く含まれていて、それはマツタケの2倍、ブナシメジの22倍とのことです。
菌根性で栽培ができなかったのですが、ある企業により栽培できる方法が開発され、奇蹟的に人工栽培が可能になったものです。
菌根性とは、生きている木と共生して育つもので、栽培が難しいため、高級とされるものが多いそうです。例えば、マツタケ、トリュフ、ポルチーニなど。
大黒本シメジは、現在はお取り寄せ通販でも購入できます。
ゴールデンしめじ
腐生菌という栽培がしやすい種類のきのこです。
貝のような美味しいダシがでるのでお吸い物におすすめです。
1パック:670円
ハタケシメジ
しっかりした肉質とシャキシャキとした食感が特徴で旨味も強く苦味やクセが少ないです。
1パック:400円
100gで1万2000円する高級椎茸はどれ?
3つの椎茸の中から100gで1万2000円する高級椎茸を当てるクイズがきのこ博士ちゃんより出題されました。
正解は「花どんこ(大分県産)」でした。
花どんこ(大分県産)
花どんこは低温で傘が開かないように育てるために肉厚があるのですが、傘がどんどん厚くなるためにそれに耐えきれず割れた形が花のように見えます。
この花のような見た目、肉厚、大きさになるのは全しいたけの1%しかなく、その食感も高く評価されています。
花どんこは、現在はお取り寄せ通販でも購入できます。
芽しいたけ
形が小さく、シイタケの栽培の時にまびいたものでしいたけの赤ちゃんという感じのものだそうです。
柔らかい食感が人気で、炊き込みご飯によく合います。
100g:380円
さくら椎茸(栃木県産)
普通の椎茸より大きくてジューシーなのが特徴ですが、菌床栽培で栽培が難しくないため、値段はそこまで高くならないとのことです。
肉詰めにすると美味しいです。
100g:380円
過去(2020年11月14日)の授業内容
前回の授業では、通販でも買えるぜひ食べてほしい美味しいきのこが紹介されました。
ヤマブシタケ
ヤマブシタケは広葉樹や枯れ木などに生え、見つけるのが難しく珍しいきのこです。
名前の由来は、山伏の装束にある梵天に形が似ているためとのことです。
ヤマブシタケに含まれる成分の「ヘリセノン」は、認知症への効能が注目されています。
美味しい出汁が出るので、博士ちゃんおすすめの食べ方は中華スープです。
中国では宮廷料理の食材にもなっているそうです。
他には、味噌汁やオイスターソース炒めもおすすめとのことです。
ササクレヒトヨタケ
ササクレヒトヨタケは、普通のきのこのように胞子を飛ばして繁殖するのではなく、自身の消化酵素できのこ自身を溶かし、溶け出た胞子が雨などによって液状になって流されて別の場所に運ばれることによって繁殖します。
マシュマロのような食感でとても美味しいとのことです。
油とよく合うので、バターソテーがおすすめですが、パスタやシチューに入れても美味しいです。
キヌガサタケ
ピンポン玉くらいのタマゴからわずか2~3時間で一気に傘を広げた形に育ちます。
博士ちゃんおすすめの食べ方はスープとのことです。
コウタケ(香茸・皮茸)
コウタケは、ごく一部の山にしか生えない珍しくて貴重な秋のきのこです。
栽培することができないので、天然物しかありません。
独特の強い香りが特徴で、松茸より風味があって美味しいという人もいるそうです。
博士ちゃんおすすめの食べ方は、その香りの強さを生かした炊き込みご飯とのことです。
同じ回に出演した博士ちゃん
2021年6月12日放送に出演した博士ちゃんを紹介します。