上水流勇気(かみずる ゆうき)くんが「養蜂ハチミツ博士ちゃん」として、2022年12月3日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演します。
ここでは、養蜂ハチミツ博士ちゃん・上水流勇気くんのプロフィール、2022年12月3日の授業の内容について紹介します。
養蜂ハチミツ博士ちゃん・上水流勇気(かみずる ゆうき)のプロフィール
養蜂ハチミツ博士ちゃん・上水流勇気くんは、鹿児島県鹿児島市在住の13歳、中学2年生です。
幼い頃、いちご農園を経営している叔父さんのハウスでミツバチに出会い、花の受粉のために活動するその姿に魅せられてしまったといいます。
その後、ミツバチを飼って観察したり本を読んだりしてミツハチについて自分でいろいろ勉強したそうですが、8歳の時に養蜂家の木脇さんに弟子入りし、巣箱作りからハチミツ採取まで養蜂技術を本格的に学んでいます。
一般的なセイヨウミツバチだけでなくニホンミツバチの飼育も行っており、ニホンミツバチの愛好家でつくる「遊蜂(ゆうほう)の会」の会員にもなっています。
勇気くんは、ハチと出会う8歳までは人とのコミュニケーションが苦手だったそうですが、ハチと出会ってからはハチを通して人とコミュニケーションがとれるようになったといいます。
将来はもちろん養蜂家を目指しているとのことです。
養蜂ハチミツ博士ちゃん 2022年12月3日の授業内容
養蜂ハチミツ博士ちゃん・上水流勇気くんが、世界中のハニーハンターと呼ばれている人たちの活躍を紹介します。
古くは紀元前7000年頃、ハチミツは人類唯一の甘味料であったため、全身を刺されたり高所にのぼったりするという危険をおかし、ミツバチの自然巣から蜜を採取していましたが、現代でもそのような方法でハチミツを採取する人々をハニーハンターと呼んでいます。
- 地上30mの高木の上にある巣からハチミツを採取!
- 標高3000mヒマラヤ山脈の断崖壁にある巣での命がけのハチミツ採取方法とは?
地上30mの高木の上にある巣からハチミツを採取!
東南アジアやインドでは、地上30mの高木にあるオオミツバチの巣からハチミツを採取しています。
オオミツバチは東南アジアから南アジアにかけて生息しているミツハチで、名前のとおり体長2cmほどまで大きく成長し、主に高木の上に巣を作ります。
インドにはこのような高い木に登ってハチミツを採取する腕利きのハニーハンターがいるとのことです。、
ハニーハンターによって採取されたインド産のハチミツ「野生黒蜂蜜」は楽天などで通販購入できます。
標高3000mヒマラヤ山脈の断崖壁にある巣での命がけのハチミツ採取方法とは?
向精神作用があるという希少なハチミツ「マッドハニー」は、ヒマラヤの秘境に咲く幻の花ブルーポピーからヒマラヤオオミツバチというミツバチによって作られます。
ヒマラヤオオミツバチは、標高3000メートルにも及ぶヒマラヤ山脈の山岳部だけに生息しており、成長すると体長3㎝にも達する世界最大のミツバチで、断崖絶壁に巨大な巣を作ります。
ブルーポピーは日本でも「ヒマラヤの青いケシ」として六甲高山植物園で栽培されており、5月中旬から6月初旬頃に開花します。
この幻のハチミツ「マッドハニー」を求め、断崖絶壁に登って命がけでハチミツの採取を行なうハニーハンターと呼ばれる人々がいます。
採取する方法は、命綱なしで縄ばしごとロープだけで崖を下り、竹製のカゴやへらのついた棒を使ってハチの巣を探るというものです。
断崖絶壁で、しかもスズメバチほどの大きさがあるヒマラヤオオミツバチに刺される危険と隣り合わせの作業はまさに命がけです。
ネパールでは高血圧抑制薬や胃薬としても食べられているといいますが、向精神作用がある花から採取した蜂蜜ということで、残念ながら日本では輸入禁止のため国内で食べることはできません。
ニホンミツバチのハチミツ採取に挑戦
養蜂ハチミツ博士ちゃんがニホンミツバチのハチミツ採取に挑戦します。
日本で飼育されているミツベチはほとんどがセイヨウミツバチとのことで、ニホンミツバチは飼育が難しく採れるハチミツの量もセイヨミツバチの1/10以下とのことです。
セイヨウミツバチが一つの花からだけ蜜を集めるに対し、ニホンミツバチは様々な草木の花から蜜を集めるため、その蜂蜜は複雑で深みがある味になるといいます。
養蜂ハチミツ博士ちゃんが自作した巣箱で飼育したニホンミツバチの巣から初めてハチミツを採取し、師匠もその味を認めてくれました。
この蜂蜜は「百花蜜」といい、様々な花の蜜の味がするといいます。
スタジオで博士ちゃん手作りのハチミツをサンドウィッチマンの二人と愛菜ちゃんが試食しましたが、その感想は、甘くてフルーティーでこんな美味しい蜂蜜は初めてとのことでした。
「百花蜜」は楽天市場から通販で購入できます。
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幻のハチミツ採取に挑戦
一般的なハチミツは養蜂場に設置した巣箱で作られますが、自然の中に巣箱を置き、そこに自分の意思で勝手に入ってきたミツバチが作るハチミツもあり、これは自然入居ハチミツといわれています。
人間の手によらず自然界の中で作られたピュアなハチミツなので、一般的な蜂蜜は100gで500円ほどですが、幻のハチミツは100gで1万円ほどもするといいます。
博士ちゃんが、大分県玖珠町(みくすまち)の日本に数人しかいないという自然入居ハチミツ農家・吉武琢磨さんを訪れました。
吉武さんによると、自然入居するミツバツは元気でストレスが少ないので、そのハチミツは角が無くて美味しいのではないかとのことです。
博士ちゃんは吉武さんとともに、山の標高500m付近の人間が足を踏み入れない場所に設置した5箇所の巣箱にハチミツが作られているかどうか確かめに行きました。
設置する場所は、適度な日当たりおよさと風が強くない場所だといいますが、果たして5箇所のうち1箇所にハチミツがあり、採取に成功しました。
自然入居ハチミツの通販
ハチミツ農家・吉武琢磨さんの自然入居ハチミツは通販で購入できます。