幻のタケノコといわれる「白タケノコ(白筍)」が刺身で食べられるほど美味しいと話題になっています。
白タケノコは、たけのこの産地としてメディアで紹介された千葉県大多喜町のものが知られており、2020年4月20日にテレビ朝日「ごはんジャパン」でも紹介されましたが、同じテレビ朝日で2021年4月3日放送の「食彩の王国」、4月4日放送の「相葉マナブ」でも紹介されます。
ここでは、白タケノコのことやどこで販売しているか、お取り寄せ通販で購入できるかなどについて紹介します。
白タケノコとは
竹が地中で周囲に広げた地下茎は春になると地上に芽を出すのですが、これがタケノコです。
タケノコは通常、日に当たるとアクが出て色がつくのですが、これが味にいろいろな影響を与えます。
地上に頭を出す前、日をたくさん浴びてしまう前に掘り出したものが「白タケノコ」で、「白筍(しらこ)」ともいいます。
白タケノコは、皮が白くて柔らかく、味はすっきりとしてえぐみがなく甘みがあり、アクがほとんどないので刺身で食べられるほど美味しいです。
千葉県大多喜町の良く締まった粘土質の土は、栄養を蓄えているだけでなく光を遮断する効率も高いので、白たけのこの成育には最適といわれています。
白タケノコ採りには熟練技が必要
食用としてメリットの多い白タケノコですが、地上に頭を出す前のたけのこを見つけるのは非常に難しく、熟練の技が必要になるため、そう多くは採れないとのことです。
名人は、たけのこが地上に出る直前の、少しだけ土が盛り上がったところを巧みに見つけて掘るのだそうです。
白タケノコをたくさん出荷しているタケノコ農家はこうした熟練技を身に着けた人が多いのでしょうね。
白タケノコの口コミ
白タケノコについては、SNSに多くの口コミが寄せられていますが、そのほとんどが美味しいというものです。
といいますか、思ったほど美味しくなかった、という投稿は見当たりません。
こちらは、自分の?竹山があるということでとても羨ましいですね。
うち、竹山があるんだけど今日お父さんが3〜4キロはある幻の白タケノコ掘ってきて食べてみたら美味しすぎて普通の筍食べれない🤣
味は筍の風味、甘みがすごい強くて食感は柔らかくてとにかく美味しかったー😭💓
炊き込みご飯とソテーにしていただきました🤤
左が白タケノコです🌈 pic.twitter.com/ntiKLYQOVV— まなみ (@x1_aap) May 2, 2020
白タケノコと普通のたけのこを並べて比べた写真がありました。
白タケノコは白さが際立っていますね。
左のタケノコは #白タケノコ らしい
右の普通のタケノコは黄色味がかってる #芝川 #内房 pic.twitter.com/vJX8tUnz3E— まちょ (@kame5585) May 1, 2019
白タケノコご飯がとても美味しそうです。
やはり、ご飯といっしょだと白いのがわかりますね。
タケノコのみ!の我が家のタケノコご飯。以前房総大多喜(白タケノコの名産地)で1㎝ほどの厚みに切ったゴツ切りタケノコの炊き込みご飯のパックを買い食いして以来、我が家のタケノコご飯はこれになりました。柔らかく甘いタケノコを喰らう春。 pic.twitter.com/MBjiF5bV8R
— AsianMealのヨーコさん (@yoko_asianmeal) April 16, 2016
白タケノコを販売している君塚農園
千葉県大多喜町の竹林は全部で370ヘクタールあり、2018年のタケノコの生産量は約45トンで、「道の駅 たけゆらの里おおたき」には約60軒のタケノコ農家が納入しています。
「食彩の王国」「相葉マナブ」で紹介された君塚農園は約2ヘクタールの竹林を管理しており、京都や合馬(福岡)などの名産地に負けない高品質のタケノコを作るため、15年以上に渡って様々な工夫を重ねてきたとのことです。
君塚農園のたけのこも道の駅「たけゆらの里おおたき」で販売されています。
君塚農園の掘りたての巨大白タケノコ!驚きの大きさですね!
これでいったいいくらの値段になるのか、などと下衆な考えをしてしまいます。
今期最大の白子筍。
なんと??4.5キロ??これだけデカイと竹化して硬いんじゃないの?と思われがちですが、実はシャキシャキ食感でとても瑞々しくほとんど果物なのです。 pic.twitter.com/4DljyvaT73
— 君塚農園 (@kimizukaFARM) April 15, 2020
白タケノコの直売所・販売所は?
「食彩の王国」「相葉マナブ」で紹介された君塚農園のたけのこは、「道の駅 たけゆらの里おおたき」で販売されています。
たけのこは、4月上旬から5月のゴ-ルデンウィーク頃まで店頭に並ぶとのことです。
営業時間
■ 農産物コーナー:9:00~18:00
■ たけゆら食堂:11:00~14:00
■ ソフトクリーム:~17:00
休館日
12月31日~1月3日
白タケノコはお取り寄せ通販で購入できる?値段は?
お取り寄せ通販を調べてみたところ、「道の駅 たけゆらの里おおたき」の公式ネットショップでも大多喜産のタケノコを購入できるようです。
たけのこの値段は、3kgで4,800円、5kgで7,800円とのことです。(2021年3月現在)
大多喜産のたけのこは、苦味、えぐ味が少なく、アク抜き不要なものが多いのですが、「白たけのこ」とは明記されていないので、どうしても「白たけのこ」が欲しい場合は問い合わせしてみた方がいいと思います。
また、君塚農園のTwitterやfacebookから申し込めば、直接、通販で購入できるようです。
本日の注文品??
幻の白子筍もポツポツ出てきました。
掘りたては生で食味してもらいたい一品です。
柔らかさ、瑞々しさ、甘さは一般の筍とは別格です?? pic.twitter.com/RAT9fkOm2F— 君塚農園 (@kimizukaFARM) April 1, 2020
京都府八幡市産の白タケノコ「白子筍」は通販で購入できる
京都府八幡市産の「白子筍」は、千葉県大多喜町産の「白タケノコ」と同じ方法で採れるもので、アクがなくすっきりとした味でえぐみがないのも同じです。
タケノコを育てる土の質が違うので、味も少し違ったものになり、それぞれ特徴があります。
「白子筍」は楽天の通販で購入できます。
まとめ
白タケノコは、地上に頭を出す前、日をたくさん浴びてしまう前に掘り出したたけのこで、皮が白くて柔らかく、味はすっきりとしてえぐみがなく、刺身で食べられるほど美味しいと話題です。
ただ、地上に頭を出す前のたけのこを見つけるには熟練の技が必要になります。
千葉県大多喜町の君塚農園の白たけのこがテレビで紹介されて話題となっています。
君塚農園の白たけのこは「道の駅 たけゆらの里おおたき」で販売されていますが、君塚農園のSNSから通販で購入することもできます。