群馬県下仁田町にある古民家を改修した石の展示館「そのままギャラリー」が評判です。
メディアでも取り上げられていますが、2022年5月7日放送の「人生の楽園」の「石は友達 古民家ギャラリー」で「そのままギャラリー」とオーナー夫婦が紹介されました。
ここでは、「そのままギャラリー」の場所や料金、石の種類や販売などについて紹介します。
そのままギャラリーとは
そのままギャラリーは、群馬県下仁田町にあり、個人が運営している様々な石の展示館です。
オーナー館長の柚木泰夫さんは、約50年の年月をかけて収集した石のコレクションを展示したいと思いっており、定年前ぐらいの時期から石仲間と2人で物件を探したといいます。
2014年末、大正時代に建てられた養蚕農家の古民家を見つけ、5年がかりの大幅修繕を行い、2020年4月、念願だった石の展示館「そのままギャラリー」をオープンしました。
古民家の2階の4部屋と1階の1部屋に長年かけて収集した石が展示されています。
その他、海岸に流れ着いた「シーグラス」と呼ばれるガラス片で絵やオブジェをつくるシーグラスアート作品も展示されています。
柚木さんは、神奈川県の横須賀に自宅があり、月の前半を下仁田町で過ごし、後半は自宅に帰るという田舎暮らしと都会の二拠点生活を楽しんでいるとのことです。
そのままギャラリーの場所・アクセス・営業日
場所: 群馬県甘楽郡下仁田町大字中小坂2230
アクセス(車): 上信越自動車道 下仁田ICから車で18分(12㎞)
国道254号を行き(14分)、中小坂の交差点を右折し、県道51号(松井田下仁田線)を4分
営業日: 毎月1日から10日まで
そのままギャラリーの展示物の販売は?
展示物の販売はしていません。(2022年5月現在)
長年かけて集めた石は手放したくはないのではないかと思います。
そのままギャラリーの料金は?
入館する際の料金は無料です。(2022年5月現在)
ギャラリーはあくまでも自分の楽しみのために運営しているからとのことです。
鑑賞用の石の種類
そのままギャラリーでは、川や海などの自然から採取した石を「水石(すいせき)」として展示しています。
水石とは、自然石を台座や水盤の上に石を置いて鑑賞するアートです。
鑑賞用の石にはそれぞれに名前がついた多くの種類がありますが、そのうちの主なものを紹介します。
※写真の石は説明するためのもので、「そのままギャラリー」の展示物ではありません。
紋様石 (もんようせき)
紋様席は、表面に石英や石灰質などによる模様がある石です。
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姿石 (すがたいし)
姿石は、物や人などの何かの形に似ている石のことをいいます。
これは茅葺きの古民家に似ていることから葛屋(くずや)と呼ばれる石です。
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菊花石(きっかせき)
菊花石は、母岩の中に放射状の模様があり、それがキクの模様に見える石です。
柚木さんは見事な菊花石を見たことで石に興味を持つようになったそうです。
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