テレビでも紹介された「オーケー」というストア・スーパーマーケットをご存知でしょうか。
オーケーは顧客満足度調査で7年連続1位のスーパーマーケットで、テレビ東京「よじごじDays」でも紹介されました。
徹底的なコストカットで激安販売を実現しているからなのですが、そんなオーケーについて調べてみました。
オーケー(OK)とは
オーケーは、神奈川県横浜市西区に本社を置き、首都圏で店舗を展開するディスカウントスーパーマーケットです。
1958年6月、上板橋に第1号店を開店し、その後、1967年9月にオーケー株式会社を設立し、現在は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県で店舗を展開しています。
オーケーは徹底したコストカットで「良い商品を低価格で」をモットーにしており、それで顧客満足度調査で7年連続1位を獲得しているんですね。
オーケーの特徴のひとつに、「EDLP」というものがあります。
オーケーのEDLPとは
EDLPは「Everyday Low Price」の略で、「毎日が低価格の特売日」という意味になると思います。
これは、通常のスーパーのように特売期間を設けず、いつでも同じ低価格で販売するという手法です。
特売期間のあるスーパーでは、期間中に混雑したり、チラシを見てスーパーに行ったら売り切れだったということは普通に起こります。
特売商品で集客して、ついでにいろいろ買ってもらって儲けるというスーパーにとっては売り切れでも問題ないと思いますが、客の方はストレスがたまります。
目的の商品を確実にゲットするために早くから出向いて並んだりするのもストレスです。
どうせ売り切れだから、ということで足を運ばなくなるかもしれません。
そこで、オーケーは「EDLP」によってそうした客のストレスをなくす戦略をとったために満足度が高いんですね。
オーケーは毎日が特売日!
オーケーではEDLPを方針としていることから、価格を極端に引き下げる特売はせずに、全般的な価格を低めに抑える価格戦略を採っています。
競合店の価格を調査して、自店の値段が他店より高かった場合は「競合店に対抗して値下げしました」と書いたPOPを掲げて値下げして販売しています。
また、客から「他店のほうが安い」と言われた場合にもやはり値下げします。
これによって地域での最安値を目指しているんですね。
これは○○カメラなどの家電量販店ではよく見かけるやり方ですが、スーパーでやるのは珍しいことだと思います。
オーケーは徹底的なコストカットで低価格を実現!
オーケーは不要な経費を徹底的に省いています。
品揃えはメーカーから仕入れるナショナルブランド商品を中心とし、原則として各商品につき1メーカーに絞り品目数を減らして1品目を大量に仕入れることで仕入れ価格を抑えています。
また、商品の提供方法にも工夫があります。
精肉や魚の一部商品は、普通のスーパーで見られるトレー容器ではなく、ビニール袋に入れて真空パック状態で陳列されています。
刺し身パックには通常入っているツマ(大根)が入っていません。
ツマがあると商品の見栄えはいいのですが、家庭で実際に食べている人はそれほどいないかもしれませんね。
弁当やサラダ、刺し身などにはしょうゆ、ソース、ドレッシングなどを付けず、別売りにしています。
ビールやジュースは常温で陳列して、冷蔵設備代や電気代を節約しています。
買ってすぐ飲む人は冷えていた方がいいかもしれませんが、一般的な家庭では、ある程度まとめて買って貯蔵し、必要な分だけ冷蔵庫で冷やしておくのが普通だと思います。
オーケーのオネスト(正直)カードとは
通常のスーパーでは、特定の商品について前もって店の不利になるような特売情報を告知することはあまりありません。
数日後に特売することが決まっていても、今日売れれば差額分だけ儲かるからですね。
ところが、オーケーでは、「〇月〇日からビールが値下げになります。お急ぎでなければ、〇月〇日までお待ちください。」というような告知をしています。
これを書いたカードを「オネスト(正直)カード」と呼び、できるだけ正直に商品情報を客に知らせるようにしています。
オーケーの口コミ・評判
オーケーの口コミや評判については多数のツイートがあります。
どの口コミも「安い」がキーワードですね。
今日のランチは、オーケー十条店のさけ弁当 299円(税抜き)。安い????? #オーケーストア #十条 pic.twitter.com/LBoOTkZ7Sy
— くろすけ@前田 愛誕生日 (@kurosuke0928) May 21, 2020
300円切りの弁当とはすごい安さですね!
遅めのお昼はオーケーストアのピザ。大きいしお安い #オーケーストア pic.twitter.com/PmChnETGfo
— けんてぃんR(Official) (@kenchinn) May 21, 2020
#PayPay ボーナス20%最終日だったので、お米10kgお買い上げ。#ササニシキ なんか久しぶりに買った。いつもは #コシヒカリ か #あきたこまち の安い方だけど、今日は税抜き2999円で売ってたのでこれで。もう新米出る季節ですからね。#オーケーストア pic.twitter.com/3q0XwvXS1D
— 鈴木さん?? (@suzuki__takashi) August 31, 2019
10kgの値段とは安いですね。
最初は5kgかと思いました。
スーパーのオーケーのビール棚はセンスがよく、サッポロ銘柄を取り揃えてくれるだけでなく、しかも、安い。サイコーである。
僕は焙煎が好き。#焙煎生ビール #オーケーストア pic.twitter.com/KHRbhHI8Dz— おはようホッピー (@sh00tsu) November 10, 2019
まとめ
スーパーマーケット「オーケー」は徹底的なコストカットで「毎日特売日」をモットーとし、日々低価格で商品を販売しています。
最安値で売ることを目標にしており、他店より高いものがあった場合、言えばそれより安い値段にしてくれるとのことです。