浜松で人気の黒いスープの忍者系ラーメンが美味しいと話題です。
2021年7月15日放送の日本テレビ「秘密のケンミンSHOW極!」でも忍者系ラーメンが取り上げられます。
ここでは、忍者系ラーメンの店主（創始者・総帥）のことや口コミ、店の場所について紹介します。
忍者系ラーメンとは
忍者系ラーメンは、豚などがベースの黒いスープのラーメン（志那そば）です。
黒いスープに最初は少し驚きますが、飲んでみるとそれほどしょっぱくはなく、油があまり入っていないのですっきりとした味わいです。
醤油の香りが香ばしくて、一度食べるとクセになります。
ちなみに、「ラーメン」「中華そば」「支那そば」は同じものを指しますが、いつの時代の呼称を使うかの違いとのことです。
「忍者系ラーメン」という名前の由来
忍者系ラーメンの創始者（総帥）が大の忍者好きで、以前に経営していた店（後に弟子に譲渡）の店内には忍者道具が飾られていたので「忍者系ラーメン」というようになったいいます。
黒いスープも忍者の黒を連想させますね。
忍者系ラーメンの店主（総帥）とは
忍者系ラーメンの創始者店主である総帥の森重雅夫さんは、ラーメン店を開店して、しばらくすると弟子に譲って自分はまた新しい店を開店するという人で、地元浜松では名物店主として知られています。
東京の店で支那そばの修行を積んだ後、浜松に移って「木猿」というラーメン店を開店し、その味を広めたといいます。
その後、「ホームラン軒」（浜松市半田山）を立ち上げた後、「ワンタン軒」（浜松市中区高丘）を立ち上げて今の忍者系ラーメンを作ったといいます。
以上のそれぞれの詳しい時期は不明ですが、平成16年（2004年）「ワンタン軒」の店主だった時に忍者系ラーメンの記事が雑誌に掲載されています。
その後、「なばり」（浜松市中区高丘）という店を立ち上げて、「来々軒」（浜松市西区伊左地町）を立ち上げ、「麺創房 一凜」（浜松市中区名塚町）では弟子の開店を助け、2013年にウエスタン調の「荒野のラーメン」（浜松市西区大山町）をオープンしました。
ここで終わらず、2020年4月に江戸時代をテーマとした「時代麺房ライオン」（浜松市北区三方原町）をオープンしています。
次々とラーメン店をオープンさせる活力はすごいものがありますが、西部劇のウエスタン調にしたり、江戸時代をテーマにしたりといろいろなアイデアを盛り込んで自分も楽しむと同時に客も楽しませるという姿勢も面白くてすばらしいですね。
忍者系ラーメンの口コミ
忍者系ラーメンにはSNSで多数の口コミが寄せられています。
ハラミ丼は注文する人が多い人気メニューです。
しごおわ??
初忍者系ラーメン
つけ麺もハラミ丼もめちゃ美味かった pic.twitter.com/4mhQvowG3R— どろっぷ (@dropout1012) June 22, 2021
ハラミ丼は人気なので早々と売り切れてしまうことも少なくないようです。
忍者系ラーメンというジャンルに初挑戦…！
楽しみにしてたハラミ丼は売り切れ…??
今度はハラミ丼と塩ラーメンに挑戦したい！
店内が時代劇っぽくてきゅんでした pic.twitter.com/prPG03opDM— ぷっちんぷりこ (@puripuri029) April 9, 2021
「志那そば」という大きな看板があるのですが、ウエスタンをイメージしたラーメン店にはやはり戸惑う人が多いようです。
浜松名物忍者系ラーメンの総本山「荒野のラーメン」に行ってきました。
ほんとにラーメン屋なのか疑う店構え、めちゃんこ美味かった。 pic.twitter.com/K15iSJGAPU— にぼし先生（健康を目指す小魚） (@niboshi_sensei) April 10, 2021
一度食べて病みつきになる人が続出しています。
夜営業開始したからライオンきた！
忍者系ラーメン初めて食べたけどめちゃくちゃ美味い！なんで今まで食べてこなかったんだろってレベルw pic.twitter.com/Xh1WuFjwK4— 浜松藤モソ(偽物) (@a3000innagi6) October 2, 2020
チャーシューは豚バラで炙ってあるのでとても香ばしく、食べると脂身がとろけます。
地元の忍者系ラーメン、支那そばこてつでワンタン麺を注文?? いつか来たいと思ってたお店? スープは真っ黒だけどそんな濃い感じはしなかった。特にチャーシューが絶品で、チャーシュー丼も追加しました?? pic.twitter.com/WLsa8Nn9PW
— いんちょ???? (@incho417) September 4, 2020
忍者系ラーメン店
忍者系ラーメン店は、忍者系ラーメン総帥の元で修行を積んだ人が独立して店長をしている店で、浜松を中心に展開しています。
総帥が店長をしていた店を弟子に譲る場合と、独立した弟子が新しい場所に開店する場合があります。
各店は忍者系ラーメンのチェーン店といういわけではないので、営業時間、定休日は統されてはいません。
時代麺房ライオン
「荒野のラーメン」を弟子に譲った忍者系ラーメンの総帥が2020年4月23日にオープンさせた店で、現在総帥が経営している店です。
江戸時代をテーマにし、インテリアは黒を基調としています。
住所： 静岡県浜松市北区三方原町1034-3
営業時間： 水・木・金 11:00～14:00、土 11:00～14:00、17:00～20:00
定休日： 日・月曜日
荒野のラーメン
「来々軒」を弟子に譲った忍者系ラーメンの総帥が2013年4月にオープンした店です。
西部劇の世界に足を踏み入れたようなウエスタン調の店です。
ウエスタン調のインテリアの店内は、カウンター、座敷、テーブル席があります。
住所：静岡県浜松市西区大山町2796-3
営業時間：11:00～14:30、17:00～21:00
定休日： 火曜日
来々軒
「ワンタン軒」を弟子に譲った忍者系ラーメンの総帥が2008年にオープンさせた店です。
住所：静岡県浜松市西区伊左地町2456-2
営業時間：11:00～14:00、17:30～22:00
定休日：水曜日
ワンタン軒
忍者系ラーメン最初の店舗です。
住所：静岡県浜松市中区高丘東3丁目44-3
営業時間：11:00～14:00 17:30～23:00
定休日：木曜日
麺創房 一凜（いちりん）
総帥の元で学んだ弟子が独立し、2014年にオープンさせた店です。
住所：浜松市中区名塚町235
営業時間：11:30～14:00 17:00～22:00 (日曜日)～21:00
定休日：木曜日
志那そば こてつ
弟子が開店した店で、浜松を中心に展開している忍者系ラーメン初の磐田市の店です。
住所：磐田市上大之郷366-3
営業時間：11:00～14:00(木～月曜日)、17:30～20:00(木～日曜日)
定休日：水曜日
まとめ
浜松を中心に展開している忍者系ラーメンが美味しいと話題です。
忍者系ラーメンの特徴の黒いスープは飲んでみるとそれほどしょっぱくはなく、油があまり入っていないのですっきりとした味わいです。
忍者系ラーメンの創始者である総帥の森重雅夫さんは、東京の店で支那そばの修行を積んだ後、浜松に移ってその味を広めたといいます。
立ち上げた店を弟子に譲ったり、弟子が独立して新しい店を開店するなどして、忍者系ラーメンは浜松を中心に展開しています。
