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【アメリカモモンガ】飼い方の注意点、臭いは?販売時の値段は?

動物

アメリカモモンガは室内で飼うペットとして、一部ですが根強い人気があります。

今は輸入規制のために手に入りにくいのですが、それでも飼いたいという人は少なくないようです。

ここではモモンガの種類、アメリカモモンガを飼う時の注意点、販売時の値段などについて紹介しています。

画像はニホンモモンガですが、アメリカモモンガはもう少し目が大きいようです。

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モモンガの種類

一口にモモンガといってもいろいろな種類があり、同じモモンガでも動物学的には別の種類になるなど混乱があるので、一般的なペットのモモンガについて簡単に整理してみましょう。

今、ペットショップで見ることができるモモンガは「フクロモモンガ」と「アメリカモモンガ」がほとんどだと思います。

どちらも外来種ですが、日本にも「ニホンモモンガ(別名:ボンドモモンガ)」というモモンガがいます。

ニホンモモンガは、本州、四国、九州の22府県の広い範囲に分布し、多くは山地や森林に生息していますが、絶滅危惧種に指定されているため、ペットショップでは販売されていません。

アメリカモモンガとフクロモモンガの違いは?

アメリカモモンガとフクロモモンガは、どちらも大きな目がかわいいのですが、実は別の種類の動物です。

その違いはどこにあるのでしょうか。

アメリカモモンガは、ニホンモモンガと同じくリス科のモモンガで、リスの仲間で、アメリカやカナダに生息しています。

成長すると尻尾を含まない頭からお尻までの体長が13cm程度になります。

フクロモモンガはその名前の通りメスは子育て用の袋を持っており、有袋類に分類される動物で、カンガルーやコアラの仲間になり、オーストラリアに生息しています。

成長すると尻尾を含まない頭からお尻までの体長が15cm程度になります。

そういわれてみると、フクロモモンガの顔は正面から見るとどことなくコアラに似ており、アメリカモモンガの顔はよりとんがっており、やはりリスに似ていますね。

アメリカモモンガもフクロモモンガも寿命は10年ほどといわれているので、2~3年が寿命のハムスターと比べて長く付き合うことができるのも人気の一つかもしれませんね。

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アメリカンモモンガの飼い方の注意点

迎え入れは慎重に

アメリカンモモンガは知能が高く、学習・判断能力も優れています。

ですから、迎え入れてからしばらくの間は食事やおしっこの世話ぐらいにしておいて、あまりかまわずにそっとしておいてあげるのがいいようです。

そっとしておくと自分の置かれた環境を自ら把握し、飼い主が安全なものだとわかれば、結果的に人に慣れるのも早いとのことです。

敏感で警戒心が強いので、いきなりの刺激はよくないということですね。

かわいくてかまいたくなるのはわかりますが、最初はぐっと我慢することが大切です。

アメリカンモモンガの臭いは?

室内ペットを飼う時に問題なのがペットの臭いです。

ペットの臭いにはペットそのものの臭いとおしっこなどの排泄物の臭いが含まれます。

アメリカンモモンガはあまり臭いはしないようで、ハムスターレベルとのことです。

ちなみに、フクロモモンガのメスはあまり臭いはしないようですが、オスの場合は、大人になると額が剥げてきて、そこからにおいを出します。

人によってはかなり臭いと感じるようですが、こればかりはペットショップに行って実際に嗅いでみないことにはわからないと思います。

どちらにしても、ペットそのものの臭いが気にならなくても、掃除をこまめにしないとおしっこの臭いがするので、モモンガ自体の臭いよりそちらの方が気になると思います。

アメリカモモンガは飛ぶので注意

モモンガには腕から脚までマントのような皮膜がついていますが、この皮膜を使って飛ぶことができます。

これが他のペットとは違う一番の特徴ですね。

飛ぶといっても鳥のように羽をはばたかせるわけではなく、高い場所から低い場所に降りるために滑空するので、ムササビと同じようなイメージですね。

室内のモモンガが2mぐらい離れた場所に飛び移る様子がyoutube動画でも公開されています。

実際には、手にのるサイズのモモンガでも場所によっては20mぐらいは飛べるようです。

野生のモモンガには100m近い距離を滑空するものもいるようです。

アメリカモモンガは高い所が好きで、室内でも高い所に上ってそこから飛ぶことがあります。

ケージから出して遊ぶ時には、飛んだ時にガラスなどにぶつかって怪我をさせることがないように注意しましょう。

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アメリカンモモンガの販売・ブリーダー・里親は?

現在、アメリカモモンガは輸入規制があるため、出回っている絶対数も少なく、ペットショップでもあまり見られなくなりました。

ペットショップでの入手はなかなか難しい状況ですが、アメリカモモンガを専門に扱っているブリーダーもあるので、欲しい人は絶えず入荷情報をチェックしておきましょう。

事情で飼えなくなったモモンガの里親を募集するサイトもありますが、フクロモモンガがほとんどで、アメリカモモンガはほとんどないようです。

アメリカンモモンガの値段・相場は?

アメリカモモンガは市場に出回る数が極端に少なくなっているため、値段は11万円から13万円ぐらいというのが相場のようです。

フクロモモンガの値段が1万円から3万円ぐらいであることに比べると、かなり高価になりますね。

まとめ

モモンガといえば、アメリカモモンガとフクロモモンガが一般的ですが、フクロモモンガがカンガルーやコアラの仲間であるのに対して、アメリカモモンガはリスの仲間です。

アメリカモモンガは臭いもあまりしないので飼いやすいのですが、知能が高く、警戒心も強いので迎え入れる時には注意が必要です。

アメリカモモンガは、輸入規制によって市場に出回る数が極端に少ないので、値段は11万円から13万円と高価です。

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