東京の渋谷区道玄坂に本社があるフットウェアブランド「MAGARIMONO(マガリモノ)」の3Dプリントで製作されたシューズがかっこいいと評判です。
販売しているシューズのほぼ全てが3Dプリンティングというデジタル技術によって製作されていることが話題となり、テレビや雑誌などのメディアでも取り上げられており、2022年5月21日放送の「ぶらり途中下車の旅~半蔵門線の旅」でも紹介されました。
ここでは、MAGARIMONO の3Dプリントで製作されたシューズの通販や口コミなどについて紹介します。
MAGARIMONO(マガリモノ)とは
MAGARIMONO(マガリモノ)は、2020年5月1日、渋谷区道玄坂で創業したフットウェアブランドです。
フットウェアデザイナーの津曲文登氏とデジタルデザイナーの小野正晴氏が共同で立ち上げたブランドですが、販売しているシューズのほぼ全てが3Dプリンティングで製作されていることが話題となりました。
専門分野が全く違う二人ですが、以前の職場で一緒に働いたことがきっかけとなってタッグを組むことになったといいます。
「MAGARIMONO」というブランド名は、日本語の「曲者(くせもの)」が元になっており、それを創業者二人の苗字をかけ合わせた読み方になっているそうです。
3Dプリントシューズはどのように作られている?
MAGARIMONO のオリジナルシューズである「MAGARIMONO ORIGINALS」はソールの複雑な模様が特徴ですが、アッパー生地も含めてほぼ全てのパーツが3Dプリンティングによって製作されています。
ソールは、TPU素材(熱可塑性ポリウレタン樹脂)を使用し、レーザー光線で照射して焼結させて一層ずつずつ積み重ねて形状を作る粉末焼結積層法(SLS方式)によって製作しています。
アッパーは、溶かした材料を一層ずつ積み重ねて造形していく熱溶解積層法(FDM 方式)により、TPU素材を一種の布のような平面網状に出力して製作しています。
3Dプリントによる製作のメリット
シューズのような複雑な構造物のデザインを3Dで行うと、その都度見せながら進めることができ、修正ややり直しも簡単にできるのでより短期間で完成させることができます。
また、一般的な靴の製作は、アッパー部分を工場で整形した上でソールと糊で接着させるいわゆる「セメント製法」によって行われています。
その際、製作を行う工場の確保や事前の販路開拓などの準備もさることながら、最初にある程度まとまった資金が必要になります。
3Dプリントによる製作の場合、工場契約も不要な上に当初にかかる資金もぐっと抑えることができます。
また、片足からの受注も可能になるなど、今までの大量生産方式では考えられなかった様々な可能性が広がることが期待されています。
MAGARIMONO のシューズの通販
MAGARIMONO のシューズは公式通販サイトから通販で購入できます。
現在は完全受注制での販売となっています。
MAGARIMONO の場所・アクセス
シューズの販売は通販のみで、事務所での販売は行っていないようです。
場所: 東京都渋谷区道玄坂1丁目22?7 道玄坂ピアビル3階
アクセス: JR渋谷駅から徒歩6分(450m)
MAGARIMONO のシューズの口コミ
MAGARIMONO のシューズにはSNSで多くの口コミが寄せられています。
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