2021年2月27日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に「郷土玩具博士ちゃん」として杉本湊くんが出演します。
ここでは、郷土玩具博士ちゃん・杉本湊くんがどんな子なのか、2021年2月27日の授業の内容、紹介された郷土玩具が通販購入できるのかなどについて紹介します。
郷土玩具博士ちゃん・杉本湊はどんな子
杉本湊くんは、神奈川県在住、9歳の小学3年生です。
郷土玩具の魅力は、その土地の土や木や紙で作られている点が個性豊かで面白いとのことです。
一つ一つに由来や成り立ちがあり、お守りの役割もあることも面白いと思う理由だそうです。
骨董市に行った時に「作並こけし」をもらって面白いと思ったのがきっかけで、同じようなものを探したところ「赤べこ」を知っても欲しいと思ったといいます。
日本各地に古くから伝わるおもちゃを自宅に170以上もコレクションしており、自分の部屋に置き場がなくなったので窓をふさいで棚を作ってそこに置いているとのことです。
「日本郷土玩具の会」の最年少会員で、早くも次期会長の座を約束されている逸材で、将来は郷土玩具の博物館を作りたいと言っていました。
郷土玩具とは
郷土玩具とは、その土地の土や木や紙で作られており、個性豊かなおもちゃのことです。
日本に現存する郷土玩具は200以上と言われ、様々な願いや奇妙な言い伝えがあります。
厄除け祈願のアイテムとしても郷土玩具は大人気で、「赤ぺこ」などはネット通販でも売り切れ、入荷待ちで密かなブームとのことです。
日本郷土玩具の会とは
日本郷土玩具の会とは、全国各地の郷土玩具を集めて保存し、研究を行ってその普及と育成を図ることを目的としている郷土玩具の同好会です。
昭和16年発足ということで、郷土玩具の同好会の中では日本で最も古い歴史があります。
月一回の例会では、全国各地から集めた郷土玩具を持ち寄ったり自作の玩具を発表したりして、その場で販売したりもしています。
また、郷土玩具についての会誌「竹とんぼ」を定期的に発行しています。
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2021年2月27日の授業内容 郷土玩具は通販で購入できる!
「理由を知ったらつい買いたくなっちゃう深すぎる日本の郷土玩具」について、授業をしてくれます。
理由を知ったらつい買いたくなっちゃう深すぎる日本の郷土玩具よして、4つの郷土玩具を紹介してくれました。
顔がない理由を知ったら買いたくなる江戸時代のハローキティ「さるぼぼ」
飛騨高山に伝わる郷土玩具で、さるぼぼとは猿の赤ちゃんのこと「赤ちゃんの災いが去る」という縁起物です。
顔がないのは、いろいろな表情を想像して遊ぶためといわれています。
ちなみに、キティちゃんに口がないのも感情を押し付けないということで同じ理由だということです。
「さるぼぼ」はネット通販で購入可能です。
竹ザルをかぶる理由を知ったら買いたくなる「ざるかぶり犬張子」
「ざるかぶり犬張子」は江戸時代からある東京の郷土玩具で、犬は安産でたくさん子供を産むことから出産や子供の成長を願う郷土玩具です。
犬が竹ザルをかぶっている理由は、漢字の「犬」に「竹」をかぶせると「笑」という字になり、笑いの絶えない子に育つようにとの願いを表わしているとのことです。
かぶっている竹がザルである意味は、鼻の通りをよくして風邪をひかないようにとの願いが込められているとのことです。
「ざるかぶり犬張子」はネット通販で購入可能です。
吹く理由を知ったら買いたくなる命を守ってくれる「モマ笛」
「モマ笛」は福岡県の郷土玩具ですが、モマとはフクロウのことで、フクロウは苦労しない幸福を呼ぶ鳥とされているとのことです。
喉の通りをよくするために食事の前に吹くとのことで、食事の時に食べ物を喉につまらせないことで命を守ることにつながっているようです。
土で作った焼き物に色を塗っているとのことです。
音色を聞くとなぜかとても落ち着いた気分になりますね。
「モマ笛」はネット通販で購入可能です。
ギョロ目の理由を知ったら買いたくなるけど実は深くてちょっと怖い「だるま」
だるまは全国に伝わるもので、達磨大使がモデルになっています。
達磨大使の目がギョロッとしている理由は、9年間修行をしたのですが、その間、自ら瞼を切って眠らないようにしたということです。
ここには「絶対にやり遂げる」という教えが込められているので、叶えたい願いがある人は持っておいた方がいいアイテムとのことです。
そういえば、選挙にだるまはつきものですね。
戦争で焼けたり、願いが叶った時点で燃やして供養したりしたために古いだるまは残っておらず、残っているものはとても貴重だということです。
日本最古のだるまとして、100年以上前の「江戸だるま」が紹介されました。
同じ回に出演した博士ちゃん
2021年2月27日放送に出演した博士ちゃんを紹介します。