「カヌレ」はここ数年、SNSの投稿が増えている人気のお菓子です。
カヌレ専門店も日本各地で増えており、カヌレをいろいろな食材と組み合わせたものや中にカスタードクリームを詰めたものなど、いろいろなバリエーションがあるようです。
ツイッターやインスタで自分が焼いたカヌレの写真をアップする人や、カヌレの作り方やレシピを紹介する動画なども多くあります。
改めて、カヌレとはどんなお菓子なのか、どうやって生まれたのか、おすすめの通販などについて調べてみました。
カヌレとは
カヌレとは、フランスの伝統的な焼き菓子です。
手のひらにのる小型サイズが多く、外側はこんがりとしてサクサクした食感で、中は柔らかくてもっちりとした食感が特徴です。
「カヌレ」という言葉の意味は「溝のついた」とのことですが、確かに外見は表面に溝がついています。
以前に日本でもちょっとしたブームが起こったのでご存じの方も少なくないと思います。
カヌレの歴史はとても古いのですが、その資料の多くはフランス革命時に失われてしまったといわれています。
16世紀にボルドー地方の女子修道院で作られていたという説もあるとのことですが、やはりかなり古くからあるお菓子のようですね。
現在、ボルドーを含むアキテーヌ地方にはカヌレの製造業者が約700社あるとのことです。
ボルドーといえばワインの産地として有名ですが、カヌレとそのワインと密接な関係があるようです。
カヌレはワインの製造過程から生まれたお菓子!
発酵を終えたばかりのワインは、ブドウの果実に含まれるペクチンやポリフェノールの他、酒石、たんぱく質などの不純物によって濁っています。
これらの不純物を取り除くために、まずは「スーティラージュ」という作業を行います。
これは、ワインを静かに置いてワイン中の浮遊物を沈殿させ、上澄みの液体だけを取り出すという作業です。
「スーティラージュ」の後、さらに不純物を取り除いてワインをきれいにしたい場合は「コラージュ」という作業を行います。
ただ、不純物の中にはワインのうまみ成分も含まれているため、コラージュを行わないワインも存在しますが、酵母などの微生物が残っているため、ワインが変質してしまうこともあり、保存には多くの手間がかかります。
「コラージュ」を行う場合は清澄剤が用いられますが、ボルドーなどのワインの産地で古くから使用されてきた清澄剤が「卵白」です。
卵白が不純物と結合して液体の底に沈んでいくため、それを取り除けばワインがさらにきれいになります。
ただ、「コラージュ」には卵白だけを使うため、大量の卵黄が残ってしまいます。
これをただ捨ててしまうのではとてももったいないですね。
そこで、その残った卵黄を利用してできたお菓子が、ボルドー銘菓の代表ともいえる「カヌレ」なんですね。
SNSで見かけたカヌレ
カヌレというと、やはりチョコレート色が定番ですが…
ここには10種類のカヌレがありますが、見た目も華やかで楽しい雰囲気ですね。
本日のカヌレです。#カヌレ #mixcafe#coffeeandtalk #川西市 #川西市ランチ #川西市カフェ #川西市グルメ #川西市イベント #川西市テイクアウト #キセラ川西から徒歩2分 #勝福寺バス停から徒歩1分 pic.twitter.com/0EMNfwYGzv
— mix cafe (@mixcafe4) December 11, 2020
焼き上がりのカヌレ!おいしそうですね。
カヌレ焼き上がりました。
今ならパリパリの食感を保証いたします。
でも中はモチモチ。#カヌレ #鎌倉 #焼き菓子 #アルモリック pic.twitter.com/WvUByjMxWC
— クレープリー・アルモリック (@CrepesARMORIQUE) December 12, 2020
カヌレは楽天の通販でも購入できる!
カヌレは楽天市場のショップから通販で購入できます。
品質を保持するために冷凍で届くものがあります。
カヌレ10個入のセットです。
バニラ味6個、生チョコ味6個のセットです。
クリスマスや誕生日のギフトにもおすすめです。
カヌレ専門店
まとめ
「カヌレ」はここ数年、SNSの投稿が増えている人気のお菓子で、専門店も増えています。
外側はこんがりとしてサクサクした食感で、中は柔らかくてもっちりとした食感が特徴です。
カヌレはフランスの伝統的な焼き菓子で、ワインの製造過程から誕生しました。
楽天などのネット通販でも購入できます。