鎌倉産のブランド豚「鎌倉海藻ポーク」が美味しいと評判です。
鎌倉海藻ポークは、鎌倉市内の海岸に大量に漂着して廃棄される海藻を飼料として育てた豚ですが、この飼料製造の事業がSDGsの面からも注目されていますが、2022年4月14日放送の「あさイチ」でも紹介されました。
ここでは、鎌倉海藻ポークを食べられる店や直売所、お取り寄せ通販、ふるさと納税、口コミなどについて紹介します。
鎌倉海藻ポークとは
鎌倉海藻ポークは、鎌倉市内の海岸に大量に漂着して廃棄される海藻を飼料と利用して育てられている鎌倉産のブランド豚です。
栄養価の高い海藻をエサとしている効果で、鎌倉海藻ポークは脂肪の融解温度が32℃と一般的な豚と比べて低く、舌に乗せるだけで体温でとけてしまうほどで、とても柔らかい食感で美味しいです。
旨味も強いのですが、脂肪分が少ないため脂身が苦手な人も抵抗なく味わうことができます。
海藻の収穫に限度があること、厳しいチェックを乗り越えたものだけが出荷されることなどの理由から、現時点では鎌倉海藻ポークの生産量は限られたものとなっています。
鎌倉海藻ポークの直売所
鎌倉海藻ポークを生産している養豚場「臼井農産」には直売所「農場直売豚肉専門店 うすいファーム」があり、自農場で育成したあつぎ豚を販売しています。
ただ、2022年4月現在、鎌倉海藻ポークはまだ安定的な生産体制が確立されていないため、直売所での取り扱いがなく購入はできないようです。
鎌倉海藻ポークのお取り寄せ通販
鎌倉海藻ポークは、直売所と同様に安定的な生産体制が確立されていないため、お取り寄せ通販での取り扱いもまだないようです。
鎌倉海藻ポークは神奈川県鎌倉市のふるさと納税返礼品
鎌倉海藻ポークは、2019年から鎌倉市のふるさと納税の返礼品に採用されており、評判は上々とのことです。
鎌倉海藻ポークを食べられる店
鎌倉海藻ポークを食べられる鎌倉市内の飲食店を紹介します。
Cafe&Meal_MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉
「Cafe&Meal_MUJI ホテルメトロポリタン鎌倉」はホテルメトロポリタン鎌倉の1階にあるカフェ&レストランです。
鎌倉海藻ポークを味わえるメニューは以下のとおりです。
- 和風キーマカレー
- ポークジンジャー
- 豚そぼろ弁当(テイクアウト限定)
場所: 神奈川県鎌倉市小町1-8-1 ホテルメトロポリタン鎌倉1F
アクセス: JR鎌倉駅東口から徒歩2分
営業時間: 6:30~20:00(L.O.19:30)
定休日: 年中無休
鎌倉海藻ポークが生まれた経緯とその効果
鎌倉市内の海岸には毎年大量の海藻が漂着し、そのほとんどが埋め立て処分されています。
海藻は栄養価が高いため、鎌倉の料理教室の先生がこれらを飼料として豚を育てられないかと考えたのが始まりだといいます。
このアイデアを神奈川県の畜産技術センターに提案したところ、厚木市飯山の養豚場「臼井農産」が賛同し、2018年9月から試験飼育を開始しました。
海藻を配合した飼料で育てた豚を調べたところ、通常の豚に比べて脂肪分が半分程度で、旨味の素となるオレイン酸が多く含まれていたといいます。
その後、積極的に試食会を開催して鎌倉海藻ポークの美味しさをアピールしたことで、鎌倉市内に取り扱う料理店も現れ、鎌倉市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
鎌倉海藻ポークはSDGs達成に貢献
鎌倉海藻ポークのエサとなる飼料の製造については、人工物ではありませんが海藻の廃棄の大幅削減に貢献しています。
また、海藻の回収から粉砕、パッケージ化まで、鎌倉市内の障がい者福祉施設と高齢者が担っていることでも注目されています。
このように水産・畜産・福祉の連携で生まれた事業は国内初とのことで、SDGsの17項目中、下記の達成に貢献しています。
- [8] 働きがいも経済成長も
- [14] 海の豊かさを守ろう
- [17] パートナーシップで目標を達成しよう
鎌倉海藻ポークの口コミ
鎌倉海藻ポークにはSNSで多数の口コミが寄せられています。
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