竹田かるぃーとくんが「世界の調味料博士ちゃん」として、2021年3月19日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演します。
ここでは、世界の調味料博士ちゃん・竹田かるぃーとくんのプロフィール、2021年3月19日の授業の内容について紹介します。
世界の調味料博士ちゃん・竹田かるぃーと(たけた かるぃーと)のプロフィール
竹田かるぃーとくんは東京都在住の13歳、中学1年生です。
博士ちゃんには過去に3回の出演歴(2020年2月15日、2021年1月16日、2021年5月29日)があり、今回で4回目の出演となります。
かるぃーとくんは前回放送時、世界300種類以上のスパイスや調味料を研究して知り尽くす「調味料博士」として出演しましたが、その後もさらに世界の調味料の研究を続けており、今回は「世界の調味料博士」にレベルアップしての登場です。
世界の調味料博士ちゃん 2021年3月19日の授業内容
竹田かるぃーとくんが、新たに発見した世界の調味料を紹介してくれます。
- 刺身が美味しくなるベトナムの調味料
- 野菜炒めが劇的に美味しくなる悪魔の調味料。
- 釜たまうどんが劇的に美味しくなるフランスの調味料
海外の調味料が刺身に合うと聞くだけで期待値が高まりますが、どれも普段の料理を一味違うものにするための参考になるので見逃せません。
イカ刺身が美味しくなるベトナムの調味料「ムオイ」
ムオイはベトナムの万能調味料で、乾燥ネギ、ブラックペッパー、赤唐辛子など様々な香辛料が入っています。
塩味と酸味のバランスが絶妙で、そのままでも食べられ、甘くて辛くて酸味があってしょっぱいという不思議な味がします。
イカの刺身にムオイをかけたものをプロの寿司職人が試食したところ、淡泊なイカに酸味・塩味・辛味・甘みの4つが合わさって全く新感覚の美味しさとのことでした。
博士ちゃんはカルパッチョからヒントを得たとのことです。
また、イカにムオイを練りこんで揚げたフライも美味しいとのことでした。
野菜炒めが劇的に美味しくなる悪魔の調味料「ヒング」
ヒングは、アサフェティダ(Assafoetida)というセリ科の植物で、アギとも呼ばれ、16世紀頃から使われているインドの調味料です。
硫黄化合物のため、「悪魔の糞」と呼ばれるほど強烈な臭いを放つだけでなく、味も苦くて辛く、とてもそのままでは食べられません。
ところが、熱した油で炒めると、臭いの元のアリシンという成分が消えて、油で炒めた玉ねぎのような甘い香りが漂ってきます。
フライパンに油をひく時にヒングを混ぜて弱火で5分ほど炒めると臭いが気にならなくなるので、後は普通の手順で野菜炒めを作るとヒングの作り出す旨味で劇的に美味しくなります。
ヒングは、ピクルスやグレービーソース、ウスターソースの原料にもなっています。
ヒングは、楽天市場などからお取り寄せ通販で購入できます。
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釜たまうどんが劇的に美味しくなるフランスの調味料「ルイユ セトワーズ」
ルイユ セトワーズは、にんにく、唐辛子、卵黄などが入ったフランスの調味料です。
釜たまうどんに入れると、ニンニクが効いたカルボナーラ風になって劇的に美味しくなります。
博士ちゃんによると、日本の料理が世界の料理に味変できるので面白いとのことです。
ルイユ セトワーズは、楽天市場などからお取り寄せ通販で購入できます。
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世界の調味料を駆使したガチンコ料理対決
調味料博士ちゃんが、世界の調味料で、元プロの料理人・おいでやすこがのこがけんさんと料理対決します。
今回の対戦相手・こがけんさんの実家は老舗居酒屋で、大学卒業後、5年間板前修行をしていたことがあるとのことです。
バラエティの料理対戦番組に出演した時にはプロの料理長から認められたほどの腕前といいます。
今回判定するのは、明治35年創業、上野の「黒船亭」の石出正浩シェフです。
元料理人こがけんが作ったのは「チーズインハンバーグ」。
オリーブがたっぷり入ったハンバーグの中からトロトロのモッツァレラチーズがあふれ出してくるという、アイデアが詰まった自信作とのことです。
これに対する博士ちゃんのハンバーグは「特性ソースの和風ハンバーグ」です。
ハンバーグとソースにぞれぞれ一つづつ調味料を使います。
ハンバーグが美味しくなる調味料「ペストロッソ」
博士ちゃんがハンバーグ作りに使った調味料はイタリアの調味料「ペストロッソ」です。
ペストロッソは、トマトの旨みを凝縮したドライトマトにカシューナッツ、じゃがいも、バジル、松の実などを加えたペストソースです。
パスタの味付けの他、パンやクラッカーにのせてオードブルとしても使えます。
ペストロッソのトマトの酸味で脂のくどさを抑え、味の広がりが出るとのことです。
ペストロッソは、楽天市場などからお取り寄せ通販で購入できます。
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ハンバーグが美味しくなる調味料「キャビア ド オーベルジーヌ」
キャビア ド オーベルジーヌは、フランスの調味料で、ナスの粒々をキャビアに見立てたもので、ナスの旨味を凝縮したペーストです。
ハンバーグのソースは、大根おろしにポン酢を混ぜ、それに キャビア ド オーベルジーヌ を入れて完成です。
ハンバーグ対決の勝負の行方は?
石出シェフの評価は次のようなものでした。
こがけんの「チーズインハンバーグ」
チーズとひき肉の絡みが絶妙に美味しく、お店に出てくる味とのことです。
ただ、オリーブの量がちょっと多いため酸味が強すぎるので、もうちょっと減らせば肉の食感が出てさらに美味しくなるとのことです。
博士ちゃんの「特性ソースの和風ハンバーグ」
肉にはしっかり味がついていてトマトの酸味がよく、味に奥行きがあって美味しいとのことです。
ソースは大根おろしとポン酢に野菜の甘みが感じられて、ハンバーグと合わせると口の中で絶妙な味へと変わるとのことです。
ということで、石出シェフの判定は博士ちゃんの勝利!でした。