2021年3月13日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に「昭和歌謡博士ちゃん」として左合桂三くんが出演します。
ここでは、昭和歌謡博士ちゃん・左合桂三くんがどんな子なのかや、2021年3月13日、2021年8月21日の授業の内容について紹介します。
昭和歌謡博士ちゃん・左合桂三(さごう けいぞう)はどんな子?
左合桂三くんは11歳の小学5年生です。
最近の歌はテンポが速い上に、使われている英語がよくわからない。
また、昭和の歌の方が裏にドラマがあるなど、奥深いので好きとのことです。
2年前にAIロボットで美空ひばりの歌「愛燦燦」を聴いてから昭和歌謡のよさに目覚め、夢中になったといいます。
今では、髪型もザ・ピーナッツの伊藤エミさんのまねをするほどの昭和歌謡好きです。
左合桂三は絵のコンテストで審査員特別賞を受賞!
2020根7月に審査が行われた「第2回 堂島こどもアワード」の高学年の部で審査員特別賞を受賞しています。
「堂島こどもアワード」は提示されたテーマの中から好きなテーマを選んで絵を描くもので、低学年の部が472点、高学年の部が267点、合計739点の作品が全国から寄せられたとのことです。
桂三くんが選んだのは「タイムマシンにのって、どこに行ってみたい?」というテーマで、作品のタイトルは「昔のおやつはどんな味?」です。
(引用元:https://ovo.kyodo.co.jp/news/culture/a-1495454)
自らによる作品説明は次のとおりです。
「もしタイムマシンがあったら昔のおやつを食べたい。なぜなら昔のおかしは今なかなかうってないから、どんな味かしらべてみたいから あと万博も見てみたいから」
絵には昔懐かしい昭和30~40年代の駄菓子屋の雰囲気がよく出ていて、この頃の店や売っているお菓子に魅力を感じているように思えます。
今は見かけなくなった昔ながらの赤いポストがさりげなく描かれているところにも注目したいですね。
見てみたい万博とは、1970年(昭和45年)の大阪万博のことに違いありませんから、昭和30~40年代への憧れは相当なものだと思います。
博士称号の「昭和歌謡」にしても、この頃の歌謡曲のことなのかもしれませんね。
昭和歌謡博士ちゃん 2021年3月13日の授業内容
特にグッとくる昭和歌謡ベスト10
博士ちゃんが選んだ「特にグッとくる昭和歌謡ベスト10」は次のとおりです。
- 1位 ブルーライトヨコハマ:いしだあゆみ(1968年:昭和43年)
- 2位 この世の花:島倉千代子(1955年:昭和30年)
- 3位 東京ブギウビ:笠置シヅ子(1948年:昭和23年)
- 4位 柔:美空ひばり(1964年:昭和39年)
- 5位 二人でお酒を:梓みちよ(1974年:昭和49年)
- 6位 年下の男の子:キャンディーズ(1975年:昭和50年)
- 7位 恍惚のブルース:青江三奈(1966年:昭和41年)
- 8位 魅せられて:ジュディー・オング(1979年:昭和54年)
- 9位 恋の奴隷:奥村チヨ(1969年:昭和44年)
- 10位 新宿の女:藤圭子(1969年:昭和44年)
一番新しいものでも昭和54年の「魅せられて」で、昭和40年代以前の歌が多いようです。
裏側にドラマあり!カバーで話題の神4曲
知れば知るほどドラマチックで、今カバーされまくりの昭和歌謡曲の紹介です。
像絶な実体験 「喝采」:ちあきなおみ
第14回レコード大賞受賞時(1972年)の映像で、感極まって、一部歌詞を間違えたりしています。
最近ではJUJUさんがカバーしています。
この曲は歌っているちあきなおみさんの実体験に基づいた歌で、当初は歌うことを歌手本人が拒否していたというのは当時の有名な逸話です。
博士ちゃんによると、歌への集中力がすごく、当時の映像を見ると曲の初めから1番の終わりまでの1分21秒間瞬きをしないということです。
テレビでオンエアされた映像を見てみると確かに瞬きをしていないように見えます。
芦田愛菜さんが気合を入れて挑戦してみるも、あっけなく数秒で瞬きをしてしまいます。
まるで恋愛ドラマ 「木綿のハンカチーフ」:太田裕美
最近では、橋本愛さんがカバーしています。
歌詞は男性部分と女性部分に分かれており、一人の歌手が男女の気持ちを歌い分けるところがこの歌のキモです。
男性は次第に都会に染められて変わっていきますが、女性は一貫して一途です。
4番の別れの部分が切ないですね。
執念の復活劇「二人でお酒を」:梓みちよ
最近では、宮本浩次さんがカバーしています。
梓みちよさんは「こんにちは赤ちゃん」が大ヒットした後は長く低迷期が続き、11年後に出したこの「二人でお酒」の大ヒットで1974年レコード大賞大衆賞を受賞しています。
「こんにちは赤ちゃん」から脱しきれずにいたイメージをチェンジするため、ステージ上であぐらをかいて歌ったのが話題となりました。
全員で歌いたい「年下の男の子」:キャンディーズ
博士ちゃんの希望で、芦田愛菜さん、サンドウィッチマンの4人でいっしょに歌いました。
最後は博士ちゃんが「サヨナラ~」と仕切ってそのまま番組のエンディングとなりました。
同じ回に出演した博士ちゃん
2021年3月13日放送に出演した博士ちゃんを紹介します。
2021年8月21日の「博士ちゃん」に出演
左合桂三くんは2021年8月21日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演します。
番組では、今若者世代でもブームとなっている昭和歌謡を取り上げ、平均13歳、10人の博士ちゃんが選ぶ歌姫ベスト20が発表されますが、昭和の時代を彩った以下のような歌手が紹介されます。
ピンクレディー「サウスポー」の幻の原曲を紹介
左合桂三くんは、70年代後半に国民的人気を誇っていたアイドルデュオ、ピンク・レディーの秘話を紹介しました。
「サウスポー」は作詞・阿久悠氏、作曲・都倉俊一氏ですが、なんとたった24時間で完成した曲とのことです。
実は、「サウスポー」には歌詞もリズムもまったく違う原曲が存在していたといいます。
ピンク・レディーは5曲続けてオリコン1位を獲得してきたのですが、次の新曲「サウスポー」でも確実に1位を獲得するため、スタッフのひと言によって24時間で作り直されていたそうですが、番組ではその幻の原曲を紹介しました。
葉加瀬さんは「もしこの曲が出ていたら、ピンク・レディーは第2期に入ったといわれていたはず……」と言っていました。