ハナビラタケ(はなびら茸)は、見た目が白い花びらのようで華やかな上に美味しいと評判のきのこです。
自然での採取が困難で「幻のきのこ」といわれるハナビラタケですが、静岡県島田市の大井川電機製作所が栽培・生産に成功し、「ホホホタケ」というブランドで直売所などで販売しており、お取り寄せ通販でも購入できます。
2022年3月19日放送の「満天☆青空レストラン」で、ハナビラタケとそれを使ったレシピが紹介されます。
ここではハナビラタケのお取り寄せ通販や東京の直売所の場所、口コミなどについて紹介します。
ハナビラタケ(はなびら茸)とは
ハナビラタケは、標高1000メートル以上の高山で生育するキノコで、カラマツなどの針葉樹の根元に生えています。
ただ、採取目的で山に登っても見つけることは非常に困難なので「幻のきのこ」と呼ばれています。
「ハナビラタケ」という名前のとおり、見た目は白い花びらのようで華やかな形をしています。
食べてみるとコリコリとした食感が心地よい上にきのこ特有のクセがなく、ほのかなまつの香りも感じられる上品な味わいで美味しいと評判です。
ハナビラタケの栄養・健康効果
きのこには、βグルカン(ベータグルカン)という栄養素が含まれていますが、きのこの中でもハナビラタケにはより豊富に含まれています。
βグルカンは食物繊維の一種で、免疫力を高めたり、コレステロール値の上昇を抑制したりするなどの効果・働きがあるといわれています。
ハナビラタケはその他の食物繊維やアミノ酸も豊富で、サプリメントにも使用されるなど健康や美容に効果が期待できる食材として注目されています。
ハナビラタケ(ホホホタケ)のお取り寄せ通販
「満天☆青空レストラン」で紹介された静岡県島田市のハナビラタケは、「大井川電機製作所」のハナビラタケの生育環境を再現した施設内で栽培されているもので、商品名(ブランド名)は「ホホホタケ」といいます。
静岡県島田市産のハナビラタケ(ホホホタケ)は食べチョクからお取り寄せ通販で購入できます。
「大井川電機製作所 キノコ部」の公式サイトからでもお取り寄せ通販で購入できます。
ハナビラタケ(ホホホタケ)は静岡県島田市のふるさと納税返礼品
ハナビラタケ(ホホホタケ)は静岡県島田市のふるさと納税の返礼品としても入手できます。
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ハナビラタケ(ホホホタケ)の東京の直売所・販売店
2021年8月から東京都青梅市の「JA西東京 かすみ直売センター」の直売所で大井川電機製作所のホホホタケ(ハナビラタケ)が取り扱われるようになったので、東京でも購入ができます。
JA西東京 かすみ直売センター
場所: 東京都青梅市新町2-28-19
アクセス: JR河辺駅から徒歩約20分
営業時間: 8:30~17:00
定休日: 年中無休(年末年始等を除く)
ハナビラタケの口コミ・レシピ
ハナビラタケは、加熱してもシナシナとなることなく弾力を失わないため、ソテーや天ぷらなどでもコリコリ食感を楽しめます。
他にも、サラダ、すき焼き、アヒージョ、炊き込みご飯、鍋、唐揚げなど、様々な料理で使用されています。
ハナビラタケは健康にいい上に見映えがよく、料理に彩りを与える食材として料理人からも好評で使われることも多くなっています。
ハナビラタケにはSNSで多数のレシピや口コミが寄せられています。
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ハナビラタケを生産する「大井川電機製作所」とは
ハナビラタケは自然での採取が難しいのですが、それなら栽培したらいいのでは?という考えが浮かびます。
ただ、はなびらたけを栽培するには標高1,000メートル以上の高山という生育環境を整えなければならないため、栽培するのは困難とされてきました。
ところが、自動車の電球を製造する会社「大井川電機製作所」は、電球の製造で培った品質管理などのノウハウを活かしてこの難題に挑戦しました。
大井川電機製作所は本社を静岡県島田市に構えて55年以上となる企業で、自動車のヘッドライトを除く電球の製造・販売を手掛けています。
近年のLEDの普及など業界の変化に対応するため、新規事業の可能性を探るうちに「ハナビラタケ」に行き着いたといいます。
そして、3年をかけて静岡県島田市落合にある生産施設でハナビラタケの生産環境を確立し、ハナビラタケの安定供給にも成功しました。
2021年2月、自社で生産する「ハナビラタケ」を新しいブランド「ホホホタケ」に改めて、2025年までに年間売上高10億円を目指しているといいます。
今後、美味しいハナビラタケが近所のスーパーなどでも手軽に購入できるようになるのではないかと思います。