栗原響大(ひびき)くんが「お城博士ちゃん」として、2022年6月11日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演します。
ここでは、お城博士ちゃん・栗原響大くんのプロフィール、2022年6月11日の授業の内容について紹介します。
お城博士ちゃん・栗原響大(くりはら ひびき)のプロフィール
栗原響大くんは、神奈川県横浜市在住の12歳、中学1年生です。
生年月日: 2009年12月31日
出身地: 神奈川県横浜市
好きなもの: お城、横浜ベイスターズ
響大くんは、「お城くん」の愛称で親しまれており、全国250以上の城を訪れ、お城関係のイベントに呼ばれて講演会を行うなど大活躍しています。
城が好きになったきっかけは、7歳の時、世界遺産が好きだというお母さんに連れられて姫路城を訪れたことだといい、それ以来、日本の城の面白さや魅力にハマってしまったそうです。
響大くんは、多くの城マニアがそうであるように「兵士になった気持ち」で堀や門、塀を見てまわるといい、特に石垣を見る時はかなりの興奮状態になるようです。
仮想の世界で攻めることによって城の備えを味わっている?のだと思いますが、そうなると「討ち死に」も楽しみの一つになっているように思います。
2022年6月5日、響大くんは松江城を紹介した功績により、歴史ナビゲーターで歴史作家の「れきしクン」として活動する長谷川ヨシテルさんとともに松江観光大使に就任しましたが、今後のさらなる活躍が期待されています。
お城博士ちゃん・栗原響大は多数のテレビに出演!
栗原響大くんは、博士ちゃんには、2019年12月7日、9歳の時に初出戦しましたが、2020年には、3月7日、5月30日、8月1日、9月5日と4回出戦しています。
2021年にも3回ほど出戦していますが、内容を簡単に書いておきます。
1月9日の放送: 姫路城が鉄壁ともいわれた証である地下に400年間眠るというお宝を見学。
2月6日の放送: 響大くんが博士ちゃんに推薦したという戦国プリンセス博士ちゃん・諸星天音さんとともに東京都文京区目白台にある美術館「永青文庫」で細川ガラシャにまつわるお宝を見学。
2月20日の放送: 城郭研究家の千田嘉博先生とともに、2月から公開予定の姫路城の2つの櫓を一般公開に先だって見学。
博士ちゃんの他にも、戦国武将総選挙、99人の壁、TVチャンピオン「城マニア王決定戦」、お城EXPOなど多数のテレビ番組に出演しています。
将来の夢は城郭研究家
お城博士ちゃん・栗原響大くんの将来の夢はもちろん城郭研究家になることです。
博士ちゃんの姫路城ロケで共演した憧れの城郭研究家の千田嘉博先生に、番組中で城郭研究家になるためのアドバイスをもらっていました。
城の建物は建築史学、石垣は土木工学、遺跡なので考古学、絵図を読むための歴史地理学、古文書を読むための文献史学など、城郭研究家になるためには幅広い学問の勉強が必要になるということでした。
この時、響大くんはすでに古文書の読解にも挑戦しているとのことでしたが、これからも城郭研究家になるために努力していきたいと決意を新たにしていました。
お城博士ちゃん 2022年6月11日の授業「江戸城は金ピカ城だった?」
「江戸城内でも金が使われていたのではないか」という最近の説を検証するために、ゲストの石原良純さんと小芝風花さんを交えた博士ちゃん一行が、東京に残る江戸城の痕跡を巡りながら調査します。
神田川、JRお茶の水駅付近、日本橋、北の丸公園、皇居周辺などを巡り、「金ピカ城説」の5つの疑問を解き明かすとのことです。
また、東京大学に潜入して、金ピカ城の手がかりになるかもしれないという非公開の「黄金の物証」を見学します。
江戸城には金箔瓦の建物があった?
金箔瓦の先駆けは織田信長が建てた安土城とされていますが、その後、豊臣秀吉の時代になると京都や大坂、伏見などに金箔瓦の屋敷が数多く建てられたといいます。
戦国時代から寛永期頃までは金銀の産出量が多かったことから、権威を表すために金で飾られた豪華な建物がよく見られました。
江戸城の天守閣をはじめとした建物は1657年の明暦の大火で多くが消失してしまいましたが、近年の発掘調査によると、江戸時代初頭の江戸は金で装われた都市であったことがわかってきました。
東京大学構内からも加賀前田邸の金箔瓦が出土していますが、城下で金箔瓦が使われていたとすれば、江戸城内でも使用されていたのではないかと話題になっています。