渋沢栄一を描いたNHK大河ドラマ「青天を衝け」が2月14日からいよいよ始まりましたね。
前作の明智光秀のように一般によく知られた歴史上の人物ではなく、1万円札になるということで初めて知った人も多いと思いますが、初回視聴率も好調で広く支持されているようです。
ドラマにちなんで、渋沢栄一の出身地・深谷にスポットがあてられていますが、この地に「深谷大河ドラマ館」が2021年2月16日オープンしました。
ここでは、深谷大河ドラマ館のこと、開設期間・アクセスの他、ドラマに関わることなどについて紹介します。
深谷大河ドラマ館とは
深谷大河ドラマ館は、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の世界観をたっぷり味わうことができるテーマ館で、深谷市仲町にある「深谷生涯学習センター・深谷公民館」内にドラマ放送期間中限定で設置されます。
テーマ館といっても期間限定のイベントと言った方がわかりやすいかもしれませんね。
主な展示内容は次のとおりです。
- ドラマで実際に使用された小道具や衣装の展示
- メイキング映像の上映
- ストーリーやキャスト紹介のパネル等の展示
- セット展示や記念撮影ポイント
どれもファンにとっては見逃せないものです。
開設期間は11ヶ月あるので、展示内容も変わっていくのかもしれませんね。
その場合は、深谷大河ドラマ館の公式ツイッターで告知されると思います。
開館まであと1日!
いよいよ明日、埼玉県初の大河ドラマ館が午後1時にオープン!
大河ドラマ館の隣のお土産屋さんも準備万端で皆さんの来館をお待ちしております!もちろんふっかちゃんも!#渋沢栄一 #青天を衝け #深谷大河ドラマ館 #渋沢栄一 #深谷市 pic.twitter.com/3QqcIqp1Em— 渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館【公式】 (@fukaya_seiten) February 15, 2021
深谷大河ドラマ館の開設期間
開設期間は2021年2月16日(火)から2022年1月10日(月)までです。
開館時間は、9:00~17:00です。
深谷大河ドラマ館のアクセス
所在地:埼玉県深谷市仲町20-2
JR深谷駅から徒歩15分
車でのアクセス
関越自動車道:「花園IC」から25分
「寄居スマートIC」から25分
北関東自動車道:「太田藪塚IC」から35分
東北自動車道:「羽生IC」から55分
駐車場
駐車台数:200台(身体障がい者用駐車場2台)
料金:無料
使用時間:9:00~17:00
併設施設などの情報
深谷物産館
深谷大河ドラマ館と同期間に深谷物産館もオープンします。
深谷物産館では地元深谷のおいしい農産物が集合します。
こちらも楽しみですね。
深谷大河ドラマ館内「深谷物産館」も本日13時よりオープン!深谷のおいしい農産物が集まっています。ぜひお立ち寄りください。 pic.twitter.com/79yBIlotqw
— ベジタブルテーマパークフカヤ (@Vegepark_fukaya) February 16, 2021
渋沢栄一 論語の里 循環バス
開館期間中は「渋沢栄一 論語の里 循環バス」が運行されています。
JR深谷駅から徒歩5分の「仲町バス発着所」を起点に、大河ドラマ館を初めとして、渋沢栄一ゆかりの地を巡ります。
「青天を衝け」が描く時代
渋沢栄一は、第一国立銀行をはじめ、500以上の企業設立などに関わり、日本経済の発展に大きく貢献したことから、「近代日本経済の父」と呼ばれています。
この渋沢栄一を描いた「青天を衝け」は江戸時代末期から明治時代までという日本でもっとも変遷が激しかった時代を描きます。
幕末を描いた大河ドラマはけっこう多いのですが、明治時代の比重が比較的多いドラマは第52作「八重の桜」、第54作「花燃ゆ」あたりでしょうか。
今回の「青天を衝け」はさらに明治時代が多く描かれると思います。
その後の日露戦争の時代になるとドラマで描かれることも多いのですが、その前の時代になるとわりと知らないことも多いので楽しみですね。
深谷大河ドラマ館の周辺情報
渋沢栄一記念館
渋沢栄一は深谷では地元の偉人として愛され続け、その功績を称え、1995年(平成7年)に渋沢栄一記念館が建てられました。
ギリシャの神殿のような威厳のある造りが印象的ですね。
生誕180年を迎えた2020年には、栄一70歳頃の風貌を忠実に再現した「渋沢栄一アンドロイド」による「道徳経済合一説」の講義を受けることができます。
この講義には誰もがきっと満足できることでしょうね。
所在地:埼玉県深谷市下手計1204
渋沢栄一の生地
2020年 埼玉県深谷市 旧渋沢邸「中の家」
深谷市血洗島にある渋沢栄一の生地。代々渋沢家の住宅として使われ、栄一は1863年まで暮らした。現在は1895年に建てられた主屋のほか、副屋や土蔵などが残る。当時の裕福な養蚕農家屋敷の形を伝える。
いよいよ大河ドラマ「青天を衝け」が始まりますね! pic.twitter.com/ukbA84nGi8
— 武田菱 (@takedabishi8) February 14, 2021
旧渋沢邸「中の家(なかんち)」は、代々渋沢家が住まいとしていた邸宅跡で、渋沢栄一もここで生まれ、23歳までここで暮らしていたといます。
伝統的な造りの木造家屋で、とてもいい状態で保存されているようですが、素晴らしいですね。
所在地:埼玉県深谷市血洗島247-1
深谷城址公園
深谷大河ドラマ館のすぐ近く、距離200mほどにあります。
深谷城址公園は2017年に放送されたNHK土曜時代劇「アシガール」のロケ地になった公園です。
2020年にも再放送されたアシガールには熱心なファンが多く、この地をドラマの聖地として訪れる巡礼者も少なくないとか。
所在地:埼玉県深谷市本住町17
まとめ
渋沢栄一を描いた大河ドラマ「青天を衝け」の放送にちなんで、栄一の地元深谷にスポットがあてられていますが、この地に「深谷大河ドラマ館」が2021年2月16日オープンしました。
深谷大河ドラマ館は「青天を衝け」の世界観にたっぷりと浸ることができます。
開設期間は2021年2月16日から2022年1月10日までで、200台駐車できる駐車場もあります。
開館期間中は「渋沢栄一 論語の里 循環バス」が運行されています。