横浜・元町の洋館「エリスマン邸」内にある「カフェ エリスマン」のランチやスイーツが美味しいと評判です。
有名な山手の洋館内のカフェであることが話題となって様々なメディアで取り上げられ、テレビでは2023年4月1日放送の「ぶらり途中下車の旅~みなとみらい線・東横線の旅」で紹介されました。
ここでは、カフェ エリスマンの人気メニューや口コミなどについて紹介します。
カフェ エリスマンとは
カフェ エリスマンは、2022年7月22日、横浜・元町にある西洋館「エリスマン邸」内にオープンしたカフェです。
外国人居留地の面影を残した異国情緒あふれる街並みの横浜山手の大正ロマンに溢れた雰囲気の洋館で、コーヒーやスイーツ、ランチが楽しめるカフェとして大人気です。
2020年に行われたエリスマン邸の修繕工事前は、生プリンが人気のカフェ「しょうゆきゃふぇ元町」が営業していましたが、改修工事のため2019年4月に元町内の他の場所(元町1丁目1-30 藤田ビル2階)へ移転しています。
カフェ エリスマンを運営しているエリスマン邸・館長の小名祥子さんによると、改修工事完了後もコロナ禍の影響で新たに入居を希望する店が現れなかったため、自営で「カフェ エリスマン」を始めることにしたとのことです。
エリスマン邸とは
エリスマン邸は、スイス・チューリッヒ生まれのフリッツ・エリスマン(Fritz Ehrismann)氏の私邸として1926年(大正15年)に完成した建物です。
フリッツ・エリスマン氏は、1888年(明治21年)に来日し、当時最大といわれた生糸貿易商社シーベルヘグナー商会の横浜支配人に従事した人物として知られています。
建物の設計は、近代建築の父とされるチェコの建築家アントニン・レーモンドです。
レーモンドは、建築家・フランク・ロイド・ライトが帝国ホテル建設のため1919年に来日した際に助手として同行しましたが、エリスマン邸は建築家として独立して間もない頃に設計した作品となります。
完成当時の建物は地下1階・地上2階建ての木造建築で、屋根がスレート葺の白亜の洋館でした。
1階には暖炉のある応接室、居間兼食堂、庭を眺めるサンルーム、2階には寝室や浴室などがあり、建物内の椅子やテーブルなどの家具もレーモンドが設計しています。
1982年(昭和57年)にマンション建設のために解体されましたが、1990年(平成2年)、現在の元町公園内に再現され、元町公園の施設として一般に公開されています。
老朽化のため、2020年(令和2年)に改修工事を行い、バルコニー手摺や床の改修、階段手すりの新設などが行われました。
エリスマン邸の館内は無料で見学することができ、1階は「カフェ エリスマン」、2階には山手や洋館にまつわる資料が展示されており、地下は貸ホールとして展覧会などが開催されています。
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カフェ エリスマンの人気メニュー
開店当初はドリンクメニューのみでしたが、ランチメニューも追加されています。
カスクートドック
外は歯切れよい食感、中はもっちりのカスクート(パン)に、肉汁たっぷりのソーセージを入れています。(700円)
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ボロネーゼ 牛の赤ワイン煮添え
ひき肉をトマトやワインと一緒に煮込んだパスタソースに食べ応えのある牛肉を添えています。(1400円)
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季節のパスタ
旬の食材を使い、季節や月ごとにメニューが変わります。(1400円)
3月のパスタ
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2月のパスタ
リングイネ 蟹とトマトのクリームソース
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季節のケーキ
季節によってメニューが変わります。(700円)
1~2月のケーキ モンブラン
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カフェ エリスマンの場所・アクセス・営業時間
場所: 神奈川県横浜市中区元町1-77-4
アクセス: みなとみらい線 元町・中華街駅から徒歩7分
営業時間: 10:00~16:00(ラストオーダー15:30)
※開館時間延長の場合は変更あり
定休日: 第2水曜日(休日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)
カフェ エリスマンの口コミ
カフェ エリスマンにはSNSで多くの口コミが寄せられています。
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