東京都国立市にあり、元は画家夫妻のアトリエだった建物を改修してオープンした「芸術資源館」が評判です。
アート作品の展示や絵画教室、ワークショップの他、子育てに関するイベントも行われており、地域に根ざした施設となっており、2022年5月7日放送の「ぶらり途中下車の旅」で紹介されました。
ここでは、芸術資源館についてのこと、場所や口コミなどについて紹介します。
芸術資源館とは
芸術資源館は、元多摩美術大学教授で洋画家の中本達也氏とその妻である画家・臼井都氏の住まい兼アトリエだった建物ですが、改修工事を行い、芸術資源館として2021年4月に正式オープンしました。
中本達也氏と臼井都氏は戦後まもなくに国立に移り住みましたが、その時に建築された住まい兼アトリエは中本氏自身の設計による木造建築で、築70年以上になります。
中央の居間スペースの東西に中本・臼井両画家のアトリエが配置されていますが、お互いが自由に創作活動を行い、共有の居間でくつろぐという生活スタイルだったように思われます。
二人は創作活動の他、絵画教室にも力を入れていたといいます。
臼井都氏は1973年に51歳の若さで亡くなりますが、臼井都氏はその後もその場所で絵を描き続け、絵画教室も続けていたといいます。
その後、臼井都氏が高齢のために体調をくずして施設に入所したために住み手がいなくなりましたが、その場所を残すために関係者が一般財団法人を作ってそのアトリエを保存することにしたそうです。
芸術資源では、作品の展示や絵画教室、ワークショップが行われている他、子育てや子どもの居場所としても利用されています。
屋外はガーデンギャラリーとなっており、多くの作品が展示されます。
国立市にある中本達也・臼井都記念「芸術資源館」で新年の特別企画展を明日5日まで開催中。
館長・近藤幸夫の大作である屏風絵3点を11時から15時までガーデンギャラリーでご覧いただけます。入館無料。館内の天才肌の画家・中本達也とその妻・臼井都の作品も展示替えされて必見です。→続く pic.twitter.com/gTWqs9VaPI— 国分寺の住民 (@g86uGcJwhOQyOdV) January 4, 2022
芸術資源館の場所・アクセス・会館時間
場所: 東京都国立市東3丁目15-11
アクセス: JR中央線 国立駅から徒歩14分(1.1km)
JR南部線 西国分寺駅から徒歩21分(1.7km)
開館時間: [水~日] 13:00~17:00
休館日: 月曜日・火曜日
芸術資源館の口コミ
芸術資源館にはSNSで多くの口コミが寄せられています。
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2022年5月7日「ぶらり途中下車の旅~南武線の旅」で紹介された店
まとめ
国立市にある画家の中本達也氏とその妻・臼井都氏の住まい兼アトリエは築70年以上になる建物ですが、改修工事を行い、芸術資源館として2021年4月にオープンしました。
芸術資源館は、作品の展示や絵画教室、ワークショップが行われている他、子育てや子どもの居場所としても利用されていますが、「ぶらり途中下車の旅」でも紹介されました。