東京都台東区浅草にある文庫革専門店「浅草文庫」のバッグや財布などが評判です。
伝統的な技法を用いて作っている製品ですが、オーソドックスな柄からフクロウなどのかわいい絵柄、そしてムーミンやピターラビットなどのキャラクターもあるので人気です。
2022年4月8日放送「ぶらり途中下車の旅~浅草線の旅」で紹介されました。
ここでは、浅草文庫の場所、文庫革の小物の通販や口コミなどについて紹介します。
浅草文庫とは
浅草文庫は、文庫革による工芸品を製造・販売している有限会社絹館(シルクハウス)のブランドです。
文庫革とは、真っ白な牛革を使用して独特な加工を施した工芸品のことをいいます。
浅草文庫には、兵庫県姫路市の伝統工芸品「白なめし革」に彩り豊かな柄を描いた財布やバッグなどの革小物があり、日本の代表的な染色法「友禅」で色を重ねることによって鮮やかな濃淡を出しています。
浅草文庫の母体となる会社は、1983年に着物メーカーとして創業しましたが、ライフスタイルの変化とともに着物の需要が減ったため、2010年、財布やバッグの製造へと移行しました。
今まで培ってきた伝統工芸「友禅」の技術を活かすために素材として選んだのが播州姫路の特産品「白なめし革」で、試行錯誤の末、独自の文庫革である「浅草文庫」を完成させたといいます。
浅草文庫にはムーミンやピターラビットなど、コラボによる様々なキャラクターがあり、これらも人気です。
「浅草文庫」と「文庫屋大関」との違い
浅草には「浅草文庫」の他に「文庫屋大関」という文庫革販売店の本店があります。
「文庫屋大関」は1927年(昭和2年)に創業した文庫革専門店で、創業100年近くになる老舗です。
1983年創業で、2010年から文庫革を手掛けるようになった「浅草文庫」は文庫革販売店としては新参ということになります。
同じ文庫革ですが、製品を見比べてみるとデザインの傾向が違うのでわかると思います。
浅草文庫の「ムーミン谷の仲間たち」の文庫革小物
浅草文庫が制作したムーミンのキャラクターの財布やスマホケースが販売されて人気となっています。
ムーミンをはじめとして、ノンノンやスナフキン、スティンキー、リトルミイなどおなじみのムーミン谷の仲間たちが描かれています。
2019年12月に長財布、2022年11月にスマホケースが発売されました。
長財布「ムーミン谷の仲間たち」
スマホケース「ムーミン谷の仲間たち」
浅草文庫の場所・アクセス・営業時間
場所: 東京都台東区浅草1丁目10-2
アクセス: 東京メトロ銀座線 田原町駅A3番出口から徒歩2分
都営浅草線 浅草駅A4出口から徒歩4分
営業時間: 10:00~19:00
浅草文庫の通販
浅草文庫は公式通販サイトの他、楽天市場などから通販で購入できます。
浅草文庫は東京・台東区のふるさと納税返礼品
浅草文庫は東京・台東区のふるさと納税の返礼品としても入手できます。
浅草文庫の口コミ
浅草文庫にはSNSで多数の口コミが寄せられています。
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