横浜の瀬谷駅にあるパン屋「時をとめるベーカリー」の冷凍パン(フローズンブレッド)が焼きたてのパンと変わらない美味しさと評判です。
「時をとめるベーカリー」は2021年9月にオープンした後、その印象的な店名と冷凍パンの販売というインパクトでいろいろなメディアで紹介されています。
ここでは「時をとめるベーカリー」の冷凍パンの口コミ、店の場所・アクセス、お取り寄せ通販などについて紹介します。
時をとめるベーカリーとは
「時をとめるベーカリー」とは、液体凍結によって味や食感を保ったまま冷凍したパン(フローズンブレッド)を販売しているパン屋で、2021年9月、横浜の瀬谷駅ににオープンしました。
現在、首都圏を中心にに50店以上のベーカリー・パン屋と提携しているほか、日本全国とヨーロッパのパンも含めて全部で1000種類を超えるパンを扱っています。
「時をとめるベーカリー」というのはなんともインパクトの強い店名ですが、普通は時間がたてば劣化してしまうパンの味や食感などの品質を冷凍することによって保持するという発想はまさに「パンの時を止める」ということになります。
冷凍パンは電子レンジで20~40秒程度温めるか、30分ほど自然解凍させるかで、焼きたての食感と味が見事によみがえります。
情報番組でパンの柔らかさを焼きたてと比較していましたがほとんど変わらないという結果で、パンコンテストで優勝歴のあるパン職人もその品質に驚いていました。
冷凍状態での賞味期限は3ヶ月とのことです。
冷凍パン(フローズンブレッド)の製造方法
提携しているパン屋から届いたパンを袋に密閉してパンがつぶれないように空気を抜いた後、パックしたパンを冷凍機に入れ、中を流れるマイナス30度の不凍液(アルコール)につけて一気に冷凍します。
同じマイナス30度の冷凍でも気体で冷凍すると3時間かかるところ、液体では20分ほどでカチカチになって冷凍が完了します。
また、通常の冷凍ではパンに含まれる水分がパンの中で凍って大きな結晶となりパンの味や食感を損ねる原因となりますが、液体凍結だと結晶が小さいうちにパンが冷凍されるので味も食感も焼きたてに近い状態にすることができます。
時をとめるベーカリーはパン業界の救世主?
パン業界が抱える問題をどうしたら解決できるかという問題意識から、パンを冷凍して販売するという発想が、生まれたといいます。
パン屋の労働環境の改善
朝から昼にかけてのピークタイムに販売するための十分なパンを焼き上げるためにはパン職人は朝3時頃から働き始める必要があります。
パンの賞味期限は作った翌日が限界なので、毎日ずっと作り続ける必要があり、休めば収入がなくなってしまします。
毎日未明から作り続ける必要のない冷凍パンを販売することによって、パン屋の労働環境を改善することができます。
パンの廃棄ロスをなくす
賞味期限が短いのはパンの宿命とはいえ、全国のパン屋の1日の廃棄量は生産量の10%程度ともいわれています。
閉店に近い時間の割引販売はパンの廃棄を減らすのには有効ですが、割引販売の量が増えれば店の経営は悪化してしまいます。
パンの品質を損なわないように作られた冷凍パンなら、割引販売の必要もなくなります。
時をとめるベーカリーの冷凍パン口コミ
時をとめるベーカリーの冷凍パン(フローズンブレッド)にはSNSで多数の口コミが寄せられています。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
時をとめるベーカリーの場所・アクセス
神奈川県横浜市瀬谷区瀬谷4-1-1 瀬谷駅 2F
アクセス: 瀬谷駅から徒歩0分
営業時間: 10:00~21:00
定休日: 無し
時をとめるベーカリーの通販は?
2021年10月時点では、時をとめるベーカリーは通販は行っていないようです。
9月にまだオープンしたばかりだからかもしれませんが、今後は通販でも購入できるようになるのではないでしょうか。