岡垣花歩さんが「輪島塗博士ちゃん」として2021年6月26日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」に出演します。
小さい頃から輪島塗に触れ、それを知り尽くした中学生の輪島塗博士ちゃんです。
ここでは、輪島塗博士ちゃん・岡垣花歩さんがどんな子なのか、2021年6月26日の悪魔の三択目利きクイズの内容について紹介します。
輪島塗博士ちゃん・岡垣花歩(おかがき かほ)はどんな子?
岡垣花歩さんは石川県輪島市在住、13歳の中学2年生で、輪島市立輪島中学校に通学していると思われます。
海外でも人気の漆器である輪島塗に小さい頃から触れ、これを知り尽くした輪島塗博士ちゃんです。
実家は明治時代から続く「輪島千舟堂」という和事務塗の問屋とのことで、家にある食器は輪島塗ばかりで70種類以上あるとのことです。
輪島塗の洋服ブラシやハンガーもあり、離乳食を食べている時から輪島塗のお皿を使っていたそうで、運動会にも輪島塗の弁当箱につめて持っていくのだそうです。
2008年の洞爺湖サミットの夕食会で、店の輪島塗の盃が使われたとのことです。
岡垣花歩さんの小学校時代の活動
岡垣花歩さんの輪島市立河井小学校時代の活動について紹介します。
郷土の輪島市をよくするための提案をこども議会で行う
岡垣花歩さんは、河井小学校時代に「輪島の未来を考える子ども議会」に参加し、議会事務局長を務めています。
輪島タイムスの「マリンタウンにゴミ箱が設置されたのは子ども議会のおかげかもしれません」という記事で花歩さんのこの子ども議会での活動が紹介されています。
記事によると、2019年8月5日に開催された「第21回 輪島の未来を考える子ども議会」で「河井小学校の岡垣花歩さん」と「鳳至小学校の大向莉奈さん」が輪島市をもっと良い街にするためにマリンタウンにゴミ箱の設置を提案し、この提案がもとになってマリンタウンにゴミ箱が設置されのかもしれない、という内容です。
大人が気付かないような子供の目線から輪島を良くするための提案を市の議会で発表し、その子供達の議会での提案をただのイベント事ではなく市議の方々がちゃんと受け止め、必要だと思われる提案には即日実行されたのであれば輪島市の将来的な発展として非常に素敵な事だと思います。
記事はこう結んでいますが、輪島塗博士ちゃんが生まれた背景には、郷土をよくしようという郷土愛とそれを育てる土壌があったんですね。
小学校の卒業制作で輪島塗の沈金パネルを製作
岡垣花歩さんが卒業した輪島市立河井小学校では、2020年3月卒業の6年生の卒業制作として、沈金作家である前古孝人さん指導のもと、「輪島塗の沈金パネル」を製作しています。
沈金は輪島塗を作る際の最終工程である「加飾」にも使われている技法です。
下が完成した時の写真ですが、花歩さんも写っている生徒の中にいると思います。
『輪島たいむす』更新しました #石川県 #輪島市 #輪島塗 #河井小学校 #輪島塗 #沈金 #卒業制作
河井小学校 6年生の卒業制作「輪島塗の沈金パネル」が完成しましたo(*>▽<*)o – 輪島たいむすhttps://t.co/rUtTWDPr1d— 輪島たいむす (@wajimatimes) March 4, 2020
同小学校ではこのような卒業制作は39昨目になるそうですが、素晴らしい伝統なので今後も続けてほしいですね。
このように、学校も率先して郷土の伝統工芸を教育に取り入れていることによって、郷土の伝統工芸・輪島塗に興味を持つ花歩さんのような輪島塗博士ちゃんが誕生したんですね。
輪島塗博士ちゃん 2021年6月26日の三択クイズの内容
岡垣花歩さんがブラック博士ちゃんになって悪魔の三択目利きクイズを出題します。
高級輪島塗の目利きにサンド&愛菜ちゃんとゲストの芳根京子さんが挑戦します。
35万円の超高級な輪島塗の重箱はどれ?
2008年の洞爺湖サミットの夕食会で使われたもので、3つの中から35万円の超高級な輪島塗の重箱を当てるクイズです。
35万円の超高級な輪島塗の重箱
最高級の漆と木材を使っていて、5人の職人が6ヶ月かけて作ったものとのことで、100以上の工程があって漆塗りだけで13回行っています。
あえてツヤを出さず、柔らかい印象をもたせるため、使うと徐々にツヤが出てきます。
29,700円の重箱
木繊という細かく砕いた木とプラスチックを混ぜて作った箱にカシューナッツの殻から抽出した塗料を塗ったもので、光沢のある仕上がりが特徴で、高級感があるがもとめやすい価格が人気です。
11,000円の重箱
プラスチック製の重箱にウレタン塗装したもので、量産しやすいので一番安いとのことです。
66万円の超高級な輪島塗はどれ?
3つの輪島塗の中から職人の特別な技法を使った輪島塗を当てるクイズです。
トンボの模様が描かれた66万円の超高級な輪島塗
トンボの模様は螺鈿という貝殻細工で、これを球体に貼り付けるには高い技術が必要とのことです。
また、何本もの細い線はフリーハンドで描かれたもので、職人の中でもその技法を使える人は少ないそうで、そのために値段が高くなるとのことです。
36,300円の花瓶
漆は色をくっきり分けるのはやさしいのですが、グラデーションにするのは難しいのですが、この花瓶の場合、何本も刷毛を使い分けてグラデーションを表現しています。
刷毛の左右に赤・黒の色をつけ、馴染ませ混ぜると美しいグラデーションになるとのことです。
19,800円のお椀
10年前は難しかった色合いですが、近年の技術開発で輪島塗でもカラフルな色が出せるようになったとのことです。
同じ回に出演した博士ちゃん
2021年6月26日放送に出演した博士ちゃんを紹介します。