大和芋の新種「ぐんまとろりん」が美味しいと話題です。
日本テレビの「満天☆青空レストラン」やテレビ東京の「昼めし旅」でも紹介されました。
ここではぐんまとろりんのことや山芋と長芋との違い、通販で購入できるかなどについてご紹介します。
ぐんまとろりんとは
「ぐんまとろりん」は強いねばりとコクのある風味が特徴で美味しい群馬県オリジナル品種の大和芋です。
最大の特徴は、普通の大和芋と比べて調理や加工がしやすい棒型の割合が高いということです。
2014年から太田・伊勢崎地区で栽培され、出荷が始まりました。
なぜ「ぐんまとろりん」はできた?
群馬県は全国屈指の大和芋の産地で、太田・伊勢崎地域では重要な特産物となっています。
大和芋は栄養価が高く、滋養強壮にいいということで重宝されており、群馬県太田市周辺では「畑のウナギ」と呼ばれ、多く栽培されています。
そんな大和芋の唯一のデメリットとしては、棒型のものから手のひら状に開いたようなイチョウの形のものまでいろいろあり、種芋の特性や天候などの影響によりその割合が変化するため、形の割合が一定しないということでした。
そこで、平成8年から県内産地の優良な大和芋を集めて選抜を続けた結果、美味しさはそのままで、棒型で調理や加工がしやすい新品種の開発に成功しました。
大和芋、山芋、長芋の違いは?
「山芋」は市場に出回っているものとしては、長芋、大和芋、自然薯(じねんしょ)を含むヤマノイモ科の芋の総称です。
つまり、長芋と大和芋はそれぞれ別品種の山芋ということになります。
長芋
長芋は棒型の芋で、水分が多いのですりおろすとサラサラしていて粘りは少なめです。
細めに切るとサクサクとした食感になるので、たたいたりせん切りにしたりして、このサクサクとした食感を楽しむ料理に使う場合が多いです。
大和芋
大和芋はひとつひとつ形が違っていて、長い棒型の形をしているものとイチョウのような扇型をしたものがあります。
このうち、いちょうの葉の様な形をしたものが多いことから、いちょう芋とも呼ばれます。
こんな形ですが、すりおろすにはいいとしても、調理はしにくそうな感じですね。
すりおろすと粘りがとても強い上に水分が長芋よりも少なく、弾力がありねっとりとした食感が特徴で、揚げ物やつくね、すりみなどのつなぎとして使われます。
ぐんまとろりんは通販で購入できる?
群馬県太田市尾島の大和芋が楽天通販で購入できます。
「ぐんまとろりん」の表記はありませんが、群馬県太田市産で、芋の形も棒状が揃っていますので「ぐんまとろりん」ですが、購入する際にはよくお確かめ願います。
まとめ
「ぐんまとろりん」は、調理や加工がしやすい棒状の形になるよう品種改良された群馬県太田市産の大和芋で、その美味しさはテレビでも紹介されました。
群馬県太田市産の大和芋は楽天通販で購入できます。