鹿児島県徳之島の自然が体験できるふるさと留学が評判です。
徳之島へのふるさと留学生を受け入れている「手々(てて)地区ふるさと留学センター」とオーナーの川口明さん・裕美子さん夫婦が、2023年3月25日放送の「人生の楽園」の「春を満喫 美しき島暮らしSP」で紹介されました。
ここでは、鹿児島県徳之島の手々(てて)地区ふるさと留学センターやふるさと留学制度、徳之島遊学プロジェクトの体験ツアーなどについて紹介します。
徳之島 手々(てて)地区ふるさと留学センターとは
徳之島 手々(てて)地区ふるさと留学センターは、平成30年4月、古民家を改修してオープンした施設で、ふるさと留学制度を使って手々地区に留学する子供を受け入れています。
熊本から徳之島に家族6人で移住した元地域おこし協力隊の川口明さん家族が居住・運営しており、妻の裕美子さんがセンター長を務めています。
川口明さんは、徳之島町立の小学校3校で総合学習のコーディネーターを行っている他、「徳之島 遊学PROJECT」を運営しています。
ふるさと留学中には、徳之島の豊かな自然の中でシュノーケリングやシーカヤック、サップなどの体験ができます。
ウミガメやアマミノクロウサギをはじめとする天然記念物や固有種などの観察の他、手々集落で行われる伝統的な行事にも参加できます。
ふるさと留学制度とは
ふるさと留学制度は、都市部に住む子供たちが自然豊かな農山村地域の共同宿泊施設や農家などで暮らし、地元の学校に通いながら自然体験や生活体験をさせるという取組です。
地域の特製に応じて、山村留学、山海留学などと呼ぶ場合もあり、子供が親元を離れて一人で留学するケース、親もいっしょに移住するケースなど多様な形態があります。
地元の学校に通学するため、通常は各市町村の教育委員会が運営していますが、徳之島では、徳之島町教育委員会学校教育課となっています。
ふるさと留学でしかできない体験をすることで、子どもに「社会性」や「自主性」が身に付いていくというメリットが注目されています。
申し込みは各市町村の教育委員会に行いますが、申し込み後に選考があるので希望どおりに行かない場合もあるようです。
手々地区ふるさと留学センターHPの下記ページに、ふるさと留学までの流れについての詳しい解説があります。
徳之島遊学PROJECT(プロジェクト)の体験ツアー
徳之島遊学PROJECTは、徳之島における自然体験の提供を目的として2018年に立ち上がり、2019年から本格的に活動をスタートしたプロジェクトで、川口明さんが中心になって運営しています。
徳之島へのふるさと留学中には体験ツアーに参加する機会も多いと思います。
体験ツアーには、カヤック体験、サップ体験、トレッキング体験、クリスマスキャンプ、秘密基地作りなどがありま。
アマミノクロウサギに会いにいくナイトハイク
アマミノクロウサギは日本の奄美大島と徳之島だけに生息するウサギで、絶滅危惧種・天然記念物に指定されています。
真っ黒な姿で、普通のウサギのような長い耳もなくて跳びはねたりもせず、ウサギとしての原始的な性質を持っています。
夜行性で夜しか活動しないのでツアーも夜になります。
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徳之島 世界自然遺産の森 トレッキングツアー
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クリスマスキャンプ
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カヤック体験ツアー
漕ぐ時にダブルブレードパドル(水をとらえる部分「ブレード」が手で持つ棒の部分「ロッド」の両端に付いている)を使用するのがカヤックです。
※カヌーはシングルブレードパドルを使用します。
サップ体験ツアー
SUP(サップ)は、サーフボードよりも少し大きめのボードの上に立ってパドルを漕ぎながら波乗りしたり海の上を散歩したりします。
手々地区ふるさと留学センターの場所・アクセス
場所: 鹿児島県大島郡徳之島町手々3004
アクセス: 徳之島 平土野港から車で20分
徳之島子宝空港から車で18分
徳之島遊学プロジェクトの体験ツアーは鹿児島県徳之島町のふるさと納税返礼品
徳之島遊学プロジェクトの体験ツアーは鹿児島県徳之島町のふるさと納税の返礼品になっています。
カヤック、サップ、トレッキングなどの体験ツアーがあります。